初夏の釧路川
2017年 06月 13日
晴。
(2020/07/05 加筆修正)
気温は低い。幼稚園や小学校ではインフルエンザが流行っているらしい。6月なのに… これも寒いからなのか?
今日は久しぶりに絵の紹介をします。
タイトルは「初夏の釧路川」。北海道釧路地方を流れる一級河川。アクリル画。
タイトルは「初夏の釧路川」。北海道釧路地方を流れる一級河川。アクリル画。
F4号 アクリル画
価格はコメント欄、又はSNSメッセンジャーよりお問い合わせください。
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額装した上でお送り致します
先月描き上げた新作だ。2017年作。
構図はそこまで難しく無かった。4月に釧路へ帰ってきて早くも2か月が過ぎるが、最初の1か月近くは全く絵を描く気が起こらなかった。そして、ようやく気持ちを奮い立たせて描いた絵がこちらだ。
最近は新しい漫画を描こうという気があまり起こらない。代わりに絵画を描きたい気持ちになっている。
つい一昨日も新作の注文画が完成したがその次は水彩画を描く予定で、当分の間は絵画を描いていこうと思っている。
パソコンの画像で見ると、かなり空が強い色に見えるが実物はここまで強い色では無い。過去にも青空を描いてスキャナーで取り込むと空の色が濃くなってしまったのだが、これは仕方が無いことなのか?
この絵で一番気を使ったのは水面と中景の背の低い木々。
水面はペインティングナイフで何度も削ったり色を重ねたりを繰り返した。数えきれないほど繰り返していると良い擦れ具合が出てきた。最後に面相筆と平筆で修正
木々はブロック状に隣同士が同じ色にならないように工夫して色を紡いだ。2015年に描いた「海のある景色」で同じ画法を使い緑を表現しているのだが、これが思ったよりも好評だったため久しぶりに復活させてみた。この画法は今後も使っていくかもしれない。(海のある景色(2016年09月19日))
こちらは絵のアップ。小さく写っていたのは「アオサギ」だ。
摩周国道を釧路市から釧路町へ北上すると、釧路川で羽を休めている姿を時々見ることができる。
以前、絵画にも詳しい心理カウンセラーの先生からアドバイスを頂いたことがあったのだが、ただ風景を描くよりもそこに「動物を描くことで詩が生まれる」と仰っていた。
それ以来、風景画を描くときはなるべく動物を描くようにしている。
今回の絵をFacebookでアップしたら「印象派だ」というコメントを頂くことができた。
個人的には印象派という意識は一切していなかったのだが嬉しい言葉であった。自分の好きな絵の行きつくところは印象派なのかもしれない。モネの作品を見ているとグッと心に来るものがある。
「初夏の釧路川」は個人的に成功の部類に入る絵なので、同じような構図で、もっと大きな絵を描いてみても面白いかもしれない。
アクリル画についてだが、今の現状で少しだけ見えてきたものがある。一生のうちで今後も画風が変わることは多々あると思うが、とりあえず今の着地点として見えてきたものがある。
話しは変わるが、6月25日に札幌へ行くこととなった。札幌に置いていた荷物を取りに行くためだ。家賃の催促も来ているのでこれ以上待つことができない…
私の車に家族全員が乗り札幌へ行き、札幌でトラックをレンタルし1日で引っ越しを終える予定だ。荷造りもしていないので相当ハードなスケジュールとなる。
持って帰ってくる荷物はとても全て実家の中に置くことができないので、かなりの量の荷物を処分する必要があると計算している。
心が切り刻まれるほど痛い。何年もかけて少しずつ買いためてきた本や資料、電化製品などを処分することについて最初は一切納得がいかなかった。
ただ、全く住んでいない状態の部屋に毎月数万円のお金をかけるだけの余裕も私には無い。仮にその数万円が余剰資金として残るようになれば、最近ハマっている温泉巡りや絵の取材費に充てることにしていきたい。
色々と思う節はあるのだが、今は悔しくとも「価値ある前進」をしなくてはならない。
数年後、十年後、この決断が良かったと思える結果になってくれることを祈る。ただ、漫画は捨てたくないな。もう絶版になっている本も沢山あるので。
(追記:このブログを書いてから3年と少々の時が流れましたが、今では人生が前へ前へと進み始め、釧路に戻ってきた決断が私にとって本当に良かったと思える結果になりました!)
(追記:このブログを書いてから3年と少々の時が流れましたが、今では人生が前へ前へと進み始め、釧路に戻ってきた決断が私にとって本当に良かったと思える結果になりました!)
この次は温泉ブログを書くか、絵の紹介ブログを書くかまだ決まっていませんが近日再びアップします。
by naokiblog
| 2017-06-13 02:16
| 絵画
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