漫画の取材で網走へ 後編(ホテル網走湖荘) 2018.07.26
2018年 07月 26日
曇り時々晴れ。(7月25日)
ブログ中編の続きを書く前に、熱中症の話しの続き。
日曜日に熱中症で倒れた私は、エアコン導入を決意すると言うことを前回のブログ冒頭部分で書いたが、日中ついに電気屋さんが工事をしてくださり、私の仕事部屋兼寝室にもついに文明の利器が付いた!
と言っても、中古のエアコンなのでガスを充填する必要があり、それは更に2・3日後となるので付いているだけでまだ使用はできない状況だ。
釧路町の今の自宅に引っ越してきたのは平成元年なので築30年となる。
そのうちの7年~8年は札幌に住んでいたが、それを引いても22年間はエアコンの無い暑い夏を過ごしていた。前述したように私の部屋は夏になると深夜でも朝方でも31℃を下回ることはほぼ無い。今年は特に異常だが、例年も28℃~29℃をさまよっている状態で、窓を全開にしても全く気温の下がらない部屋であった。
エアコンは、特に高校を卒業してからは何度も設置することを考えた。
しかし、高くて貧乏画家の私には手が出ない価格であったり(もともとエアコンに対応していない住宅の造りなので、設置料金が別途かかってしまいます… 窓用エアコンもウチの窓が特殊で取り付けることができないのです…)私の部屋が異常に暑いことに全く理解をしてくれない両親から猛反対にあったりでこれまで取り付けることが不可能であった。
しかし、今回は遂に熱中症で倒れるという事態になってしまったこともあり、本当に渋々ではあるが両親も納得してくれた。本当に渋々だが…(笑)
これからは身体に負担のかからない温度で更に良い作品を作れるように精進するのみである。
では、前置きが長くなってしまったが、「ひょうひょう!」第2話、網走取材の後編についてである。
「網走市立美術館」さんで、私でもこちらで個展をしても良いとのお話を戴けた。そんなこともあり、急遽網走市内の画材店や文房具店を探すこととなった。
詳しくは前回の「中編」をお読みください。
時刻は正午12:00を遥かに過ぎていた。
街の中にある温度計は33℃を表示していた。暑い。暑過ぎる… ここは北海道だ。
そろそろ日帰り温泉もオープンする時間が近付いてきたので、網走市郊外に足を向ける。
網走湖。ここでナビを使用する。
この近くには2軒の温泉があった。
私は小規模~中規模の温泉が得意なので、まずは中規模の温泉旅館にナビをセットする。
しかし、山道を登り探しても探しても旅館が見つからないのだ…
「ナビの意味がないじゃん!」と思いながら畑作地帯を通り抜けると、隣町に向かう標識が見えてきたので引き返すことにする。
残念ながらこちらの旅館は断念することに。
そしてもう一つの、とっても存在感のある有名温泉ホテルへ行くことにする。
それがこちら。
「ホテル網走湖荘」さんである。
その名の通り、ホテルからは網走湖を望むことができる。
豊かな自然がお出迎えしてくれる。
「取材させて戴けるかなぁ~」とドキドキしながらフロントへ。
すると…
「日帰り温泉用のフロントはホテルの裏側になります」とお言葉を戴き、トコトコ歩いて建物の裏側へ向かうことに…
左の建物も奥の建物も全て網走湖荘さんである。本当に大きなホテルである。
改めて日帰り温泉専用のフロントの方にアポを取ろうと思ったのだが、どうやら機械の故障でお取込み中のため、じっくり取材の趣旨を話すことができなかった…
無事、大きな温泉にゆっくりと浸かって心からリラックスできたのだが、帰り際にフロントの方に改めて「漫画の取材です」と言うことで訪ねてみると、「多分よろこんでOKなのですが、上の者と確認をしなければならないのでしばらくお時間をください」とのことであった。
大きいところは部署も分かれているので過去にもこのようなことはあったのだが、しばらく時間が必要となる。そのため、お風呂の写真もあるのだが今の段階ではブログでの公開はできない状態にある。
許可が下りれば、漫画の第2話でじっくり描きたいと思うので楽しみにして戴けたら幸いです。
ただ、これだけではブログの読者の方は面白くないと思うので、温泉分析書だけは公開しておこうと思う。
泉温 41.1℃ pH 8.3
本当に広くて、本当に素敵な温泉であった。
※ブログの趣旨に合うように便宜上公開しましたが、万が一指摘があればこちらも削除させて戴きます。
晴れて許可が下りることを心から祈り、ホテル網走湖荘さんを後にした。
この時点で時刻は15:00を少しだけ過ぎたところ。
いよいよ釧路へ向けて車を走らせることとする。
途中で何度も絵画の題材とする写真撮影を行う。網走を過ぎても素晴らしい景色が続く。
前から寄りたかった小清水町の「小清水原生花園」にも立ち寄って沢山写真撮影をする。
沢山歩いたので汗は拭き出す一方である。この時間でも外の気温を見ると30℃以上を計測していた。
朝から急いで取材をしてきたので、ここに来てまだ昼食を食べていなかったことに気が付く。お腹が一気に空いてきた。
原生花園に併設する売店で北海道名物の「いもだんご」と「網走牛乳」を注文。
その場で食べることにする。売店はエアコンが無いようで灼熱の暑さであった。
売店のオバちゃんには他の高めのモノを勧められたのだが、私はどうしても「いもだんご」が食べたかったので内地の人間のフリをして、「前から『いもだんご』ってモノを食べてみたかったんですぅ~」と言って注文をした(笑) お腹が空いた時のいもだんごは最高なので、北海道にお越しの際には一度は食べてみてください。「揚げ芋」とはまた違うものです。
あと1ヵ月もすれば飽きるほど食べることができるのだが、家で作るモノよりこのようなところで業務用のモノを食べた方が美味しいので私は頼むようにしている。
写真でお分かりのようにタレがかなり少なかったのだが(汗)、外はサクッと中はモチモチで最高に美味しかった。網走牛乳もサッパリしていて、濃厚ないもだんごにバランス良くマッチしていた。
正直なことを言うと、もっとタレがいっぱいかかっていたものを食べたかったのだが…(笑)
原生花園から更に少し車で走ったところには小清水町の道の駅がある。
こちらは今回のブログでご紹介する網走市とは別の場所にあるので詳しい説明は控えるが、こちらで買い忘れた分のお土産と、釧路まで長距離運転なので自分用のジュースやお菓子を購入した。
ここの並びにあったラーメン屋さんがとっても美味しそうで、先に間食を食べてしまったことを公開した(笑)
午後18:00前後にゴール地点の釧路町の隣町である標茶町の「A-COOP しべちゃ」さんで晩御飯を購入。
そう言えば、標茶町に入った付近から標茶町を抜けるまでに少なくとも5台以上の覆面パトカーが国道沿いで見張っていたのだが、何か事件でもあったのであろうか… 少々心配であった。ネズミ捕りだったらここまで沢山は出ないだろうから、事件しか考えられないだろう。
A-COOPさんに入った直後から急激な腹痛が私を襲う。
先ほどの牛乳が本当に冷たかったので、もしかするとそれが原因だったかもしれない。直ぐにトイレへ駆け込む。
標茶の中心部から釧路町の自宅までは車で40分かかるので、しかもその間は一軒もコンビニ等が無いので、もしこのまま釧路へ向けて車を走らせていたら大変なことになっていたと思う。「野グ〇」決定だったね(笑)
土用丑の日も近かったので鰻散らしを購入して、次こそ自宅へ向かうことにする。
今年の鰻は例年より遥かに高いね(汗)
19:30に帰宅。
久しぶりに釧路振興局から外へ出たことや、30℃以上の気温が続いたこと。更には1日中歩き回ったので身体はヘロヘロであった。
「ひょうひょう!」第2話の取材はこれで終了した。
前編・中編・後編と相当な文章量でブログを書いたが、これとは別に漫画のネタもしっかりと残してあるのでご安心ください(笑)
では、遅れている(遅れ過ぎている)第1話の原稿を完成に向けて描いていきます。
第3話の取材先も実はもう決めてあるので、ホテルも予約を取ったので楽しみにして戴ければ幸いです。3話の公開は11月か12月頃だけどね(笑)
◆◆温泉カウンター◆◆
●今回の走行距離
419.2km
遂に訪ねた温泉が、銭湯を含めずに50となった。
記事にしたのが50なだけで、実際に行った数はこれの3倍近くになるのだが(笑)一つの大きな節目となった。これからも巡り続けていくので乞うご期待!
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ブログ中編の続きを書く前に、熱中症の話しの続き。
日曜日に熱中症で倒れた私は、エアコン導入を決意すると言うことを前回のブログ冒頭部分で書いたが、日中ついに電気屋さんが工事をしてくださり、私の仕事部屋兼寝室にもついに文明の利器が付いた!
と言っても、中古のエアコンなのでガスを充填する必要があり、それは更に2・3日後となるので付いているだけでまだ使用はできない状況だ。
釧路町の今の自宅に引っ越してきたのは平成元年なので築30年となる。
そのうちの7年~8年は札幌に住んでいたが、それを引いても22年間はエアコンの無い暑い夏を過ごしていた。前述したように私の部屋は夏になると深夜でも朝方でも31℃を下回ることはほぼ無い。今年は特に異常だが、例年も28℃~29℃をさまよっている状態で、窓を全開にしても全く気温の下がらない部屋であった。
エアコンは、特に高校を卒業してからは何度も設置することを考えた。
しかし、高くて貧乏画家の私には手が出ない価格であったり(もともとエアコンに対応していない住宅の造りなので、設置料金が別途かかってしまいます… 窓用エアコンもウチの窓が特殊で取り付けることができないのです…)私の部屋が異常に暑いことに全く理解をしてくれない両親から猛反対にあったりでこれまで取り付けることが不可能であった。
しかし、今回は遂に熱中症で倒れるという事態になってしまったこともあり、本当に渋々ではあるが両親も納得してくれた。本当に渋々だが…(笑)
これからは身体に負担のかからない温度で更に良い作品を作れるように精進するのみである。
では、前置きが長くなってしまったが、「ひょうひょう!」第2話、網走取材の後編についてである。
「網走市立美術館」さんで、私でもこちらで個展をしても良いとのお話を戴けた。そんなこともあり、急遽網走市内の画材店や文房具店を探すこととなった。
詳しくは前回の「中編」をお読みください。
時刻は正午12:00を遥かに過ぎていた。
街の中にある温度計は33℃を表示していた。暑い。暑過ぎる… ここは北海道だ。
そろそろ日帰り温泉もオープンする時間が近付いてきたので、網走市郊外に足を向ける。
この近くには2軒の温泉があった。
私は小規模~中規模の温泉が得意なので、まずは中規模の温泉旅館にナビをセットする。
しかし、山道を登り探しても探しても旅館が見つからないのだ…
「ナビの意味がないじゃん!」と思いながら畑作地帯を通り抜けると、隣町に向かう標識が見えてきたので引き返すことにする。
残念ながらこちらの旅館は断念することに。
そしてもう一つの、とっても存在感のある有名温泉ホテルへ行くことにする。
「ホテル網走湖荘」さんである。
その名の通り、ホテルからは網走湖を望むことができる。
「取材させて戴けるかなぁ~」とドキドキしながらフロントへ。
すると…
「日帰り温泉用のフロントはホテルの裏側になります」とお言葉を戴き、トコトコ歩いて建物の裏側へ向かうことに…
改めて日帰り温泉専用のフロントの方にアポを取ろうと思ったのだが、どうやら機械の故障でお取込み中のため、じっくり取材の趣旨を話すことができなかった…
無事、大きな温泉にゆっくりと浸かって心からリラックスできたのだが、帰り際にフロントの方に改めて「漫画の取材です」と言うことで訪ねてみると、「多分よろこんでOKなのですが、上の者と確認をしなければならないのでしばらくお時間をください」とのことであった。
大きいところは部署も分かれているので過去にもこのようなことはあったのだが、しばらく時間が必要となる。そのため、お風呂の写真もあるのだが今の段階ではブログでの公開はできない状態にある。
許可が下りれば、漫画の第2話でじっくり描きたいと思うので楽しみにして戴けたら幸いです。
ただ、これだけではブログの読者の方は面白くないと思うので、温泉分析書だけは公開しておこうと思う。
本当に広くて、本当に素敵な温泉であった。
※ブログの趣旨に合うように便宜上公開しましたが、万が一指摘があればこちらも削除させて戴きます。
晴れて許可が下りることを心から祈り、ホテル網走湖荘さんを後にした。
網走湖温泉 ホテル網走湖荘
泉質 ナトリウムー塩化物泉(弱アルカリ性等張性温泉)
営業時間 13:00~24:00(受付は23:00まで)
定休日 無し
料金 中学生以上 500円 中学生未満 200円
宿泊については様々なプランがありますのでサイト等でご確認ください
宿泊については様々なプランがありますのでサイト等でご確認ください
住所 北海道網走市呼人78番地
電話 0152-48-2311
この時点で時刻は15:00を少しだけ過ぎたところ。
いよいよ釧路へ向けて車を走らせることとする。
途中で何度も絵画の題材とする写真撮影を行う。網走を過ぎても素晴らしい景色が続く。
朝から急いで取材をしてきたので、ここに来てまだ昼食を食べていなかったことに気が付く。お腹が一気に空いてきた。
原生花園に併設する売店で北海道名物の「いもだんご」と「網走牛乳」を注文。
その場で食べることにする。売店はエアコンが無いようで灼熱の暑さであった。
あと1ヵ月もすれば飽きるほど食べることができるのだが、家で作るモノよりこのようなところで業務用のモノを食べた方が美味しいので私は頼むようにしている。
写真でお分かりのようにタレがかなり少なかったのだが(汗)、外はサクッと中はモチモチで最高に美味しかった。網走牛乳もサッパリしていて、濃厚ないもだんごにバランス良くマッチしていた。
正直なことを言うと、もっとタレがいっぱいかかっていたものを食べたかったのだが…(笑)
原生花園から更に少し車で走ったところには小清水町の道の駅がある。
ここの並びにあったラーメン屋さんがとっても美味しそうで、先に間食を食べてしまったことを公開した(笑)
午後18:00前後にゴール地点の釧路町の隣町である標茶町の「A-COOP しべちゃ」さんで晩御飯を購入。
A-COOPさんに入った直後から急激な腹痛が私を襲う。
先ほどの牛乳が本当に冷たかったので、もしかするとそれが原因だったかもしれない。直ぐにトイレへ駆け込む。
標茶の中心部から釧路町の自宅までは車で40分かかるので、しかもその間は一軒もコンビニ等が無いので、もしこのまま釧路へ向けて車を走らせていたら大変なことになっていたと思う。「野グ〇」決定だったね(笑)
土用丑の日も近かったので鰻散らしを購入して、次こそ自宅へ向かうことにする。
19:30に帰宅。
久しぶりに釧路振興局から外へ出たことや、30℃以上の気温が続いたこと。更には1日中歩き回ったので身体はヘロヘロであった。
「ひょうひょう!」第2話の取材はこれで終了した。
前編・中編・後編と相当な文章量でブログを書いたが、これとは別に漫画のネタもしっかりと残してあるのでご安心ください(笑)
では、遅れている(遅れ過ぎている)第1話の原稿を完成に向けて描いていきます。
第3話の取材先も実はもう決めてあるので、ホテルも予約を取ったので楽しみにして戴ければ幸いです。3話の公開は11月か12月頃だけどね(笑)
◆◆温泉カウンター◆◆
●今回の走行距離
419.2km
●今まで訪ねた温泉(人工温泉含む)
50(重複 18) 銭湯 9(重複 4) (2017年5月31日から)
50(重複 18) 銭湯 9(重複 4) (2017年5月31日から)
●そのうち入れた・飲泉した温泉
43(重複 17) 銭湯 9(重複 4)
43(重複 17) 銭湯 9(重複 4)
遂に訪ねた温泉が、銭湯を含めずに50となった。
記事にしたのが50なだけで、実際に行った数はこれの3倍近くになるのだが(笑)一つの大きな節目となった。これからも巡り続けていくので乞うご期待!
少しずつ順位も回復中です。
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by naokiblog
| 2018-07-26 02:42
| 温泉・銭湯・取材・旅(オホーツク)
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