一人一人にできること

晴。この時期らしい気温。

まず、震災に見舞われた全ての方々にお見舞い申し上げます。

震災当日は少し遅い昼ご飯を食べて、テレビを観ながらそろそろマンガ描こうかと思った時だった。テレビで「強い揺れが来ています!」と放送され自分のアパートも揺れ始める。慌ててNHKにチャンネルを変えると緊急地震速報が出て、日本中が揺れている事を知る。

自分の所もかなり揺れて不安定なフィギュア等が棚から落ちてくる。

なかなかおさまらない揺れに続けて「大津波警報」が発令。
この時点でただ事じゃないという事を実感。

親や知り合いに直ぐさま電話をかけるが、どこも繋がらない…

テレビに目をやると想像を絶するような津波が襲っている。まるで地獄絵図の様な映像に、思わず「逃げろー!」と叫ぶが当然届かない。あの津波が畑や住宅街をよじ登っていく映像にただただ背筋がぞっとする。

地元釧路も津波で中心部が浸水した模様。夜になりようやく茨城県の叔父と連絡がついたが、家の中は全て滅茶苦茶で、ライフラインも全てストップしているので車の中で家族身を寄せ合って寒さをしのいでいるとの事。



最初は目の前で起きていく数々の出来事に圧倒され、何もする気が起きず、ただただ毛布にくるまりながらテレビを観ていたが、少しずつ今自分にできることを考え始めた。

健康な身体があれば、直ぐにでも現地に飛んでいって救助活動がしたいし、お金持ちだったら1億でも10億でも直ぐに寄付したいところだ。
でもそれができないから、買い物に行った際に少しだが募金をしてきた。

そして、自分に出来ることは「絵を描く」こと。

今は命を救うこと。今日を生き抜くことで精一杯だが。3ヶ月後、半年後、1年後と復興が始まった時に必ず心に「空虚感」が訪れると思う。その時、絵やマンガで一人でも多くの方の心を救えたら心から嬉しい。

あとは電力や燃料が足りないということなので、必要の無い電気は切って、ストーブも本当に必要な時しか使わない事にした。一人でいるときは別に毛布にくるまっていたら寒さはある程度しのげるし…


一人一人が「自分にできること」をすれば、それがやがて大きな力になるのは間違いない。微力だっていいんだもん。その気持ちと行動が必ずどこかに繋がっていくはず。



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by naokiblog | 2011-03-14 01:45 | その他 | Trackback | Comments(0)

画家・漫画家のM.ナオキ(本名:松本直樹)が、自分の作品を紹介したり温泉や旅のことを書いています。Webコミック雑誌「てんてる」にてVTuber虹河ラキと北海道を旅する漫画「ひょうひょう!」連載中。


by 画家活動時:松本直樹 漫画活動時:M.ナオキ
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