弟子屈・標茶の旅2017.7後編 温泉民宿摩湖とホテル・テレーノ気仙に行ってきました

雨後曇り。(7月17日)

大雨の後は涼しい北海道が続いている。このような陽気が秋までずっと続けば良いのに…

今日からまたトリプルワークが始まった。まだまだ不慣れだがとにかく頑張るしかない。

早速だが昨日の続きを書こうと思う。


川湯公衆浴場を後にした私は、劇を観に「ARtINn極寒藝術伝染装置」に向かった。浴場の番台の女将さんはすぐそばにあると仰っていたのだが、どうやら私は反対方向を走り遠回りしてしまったようだ。浴場のすぐ裏が神社でその横にホテルらしき建物があった。

この辺は緑に囲まれているから建物が探しにくいのだ。←言い訳

本日鑑賞する劇というのが「劇団どくんご」の「愛より速く 2号」というものになる。

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こちらの建物で予約していた前売り券を戴けるとのことであった。

怪しい照明に照らされる中、ドキドキしながらカウンターへ。

カウンターは居酒屋のような雰囲気があった。ただここはれっきとした温泉付きの宿泊施設だ。

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名前を伝えると、私が画家ということもご存知だったようだ。話が早い。チケットと共にウェルカムドリンクのサービスがあった。このお心遣いが嬉しい。

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また、つい数ヶ月前まで私が運営していた雑貨のネットショップで作品を提供してくださっていた池田さんにお会いすることもできた。いつもはメールでのやり取りのみだったのでこの日が初対面だった。

そうこうしていると開場時間の18:30になる。

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こちらの黒いテントが劇団どくんごの通称「犬小屋」。約60名~70名の座るスペースと小さな舞台が出来上がっていた。

劇の内容はネタバレしてしまうため言うことができないが、写真撮影はOKとのことだったので1枚だけ載せようと思う。

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少数精鋭ながら凄い迫力だ。ストーリー立ってなく、全てがフリーダムに感じた。癖になりそうだ。

2年に1度くらいのペースで全国公演をしているらしいので次回も絶対に行こうと思える舞台であった。

ちなみに次回は7月22日土曜日と7月25日火曜日に鶴居村のつるい平田牧場で公演を行う。前売り券は大人2500円だ。興味のある方は是非とも足を運ばれてはいかがだろうか。


劇が終わると20:45分となっていた。この後観客と一体になり打ち上げが行われたらしいが、私は宿の施錠時間が迫っていたのですぐに犬小屋を後にした。

弟子屈までの帰り道、セイコーマートで晩ご飯のカレーライスと酒を購入。


施錠前に宿へ到着。(温泉民宿 摩湖) 外観の写真についてはこちらのブログをご覧戴きたい。(弟子屈・標茶の旅2017.7前編 川湯公衆浴場と温泉民宿摩湖に行ってきました

入浴時間は午後11時前までらしいので急いで温泉に入る。

ちなみにこちらの温泉は宿泊客だけではなく、夏期間限定で日帰り入浴も実施しているとのことだ。日帰り入浴は16:00~21:00まで。

入浴するのは夜だが、写真は夕方に撮ったものだ。そのため窓の外が明るい。

温泉は1階の奥まったスペースにある。

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後で気になったのだが、もしかすると男湯しかないのかもしれない。もしくは誰も入浴客がいない場合のみ女湯としても開放されると思う。詳しくは電話でチェックして戴きたい。電話番号は後ほど載せることにする。

暖簾の向かえ側に洗面台がある。

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ドライヤーは無い。アメニティはハンドソープのみ設置してあった。


暖簾を潜ると小さな脱衣所がある。

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スチールラックに籠が6つの簡素な造りだ。大人2人が着替えるだけでギチギチだと思う。

脱衣所にはこんな貼り紙が。

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源泉が非常に熱いため加水しているとのこと。ただしかけ流しなので気持ちよく入ることができる。

80℃以上の源泉は温泉ブログを書くようになってから初めてだったはず。

また、温泉分析書も掲示してあった。

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源泉 79.1℃  pH 8.49

同じ弟子屈町内ではあるが、川湯温泉のお湯とは全く違う種類の温泉だった。


肝心の浴室はこんな感じ。

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建物のキャパからいけばこんなものか。内風呂が2つ。ただし右側の湯船は使われていなかった。

露天風呂・サウナは無し。

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カランはシャワー付きで温度調節もできるものが2台。

ボディーソープ、リンスインシャンプー設置。ちなみにタオルはカウンターで100円で買うことができる。フラッと立ち寄っても温泉に安心して入れる仕組みだ。


湯船のアップはこんな感じ。

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6~7人ほどが入れる大きさか。

写真左に見える水道管からひたひたとお湯が垂れていた。飲泉をしたかったので手を出すと熱湯に思わずヤケドしてしまった。忘れていたが源泉は80℃なのだ。と言うことは、もしかすると加水していないのかもしれない。源泉かけ流しだ。

お湯を口に含むと無味だった。

ゆっくりと足を湯船に入れる。湯温は体感42℃ほど。

写真左側は熱かったので右側に行くと少しだけぬるくなっていた。

お湯に身体を埋める。

この風呂が本当に気持ち良かった! あまりにも気持ち良いのだ。印象的には阿寒湖温泉に似ている。

宿泊をしなくても日帰り入浴だけでも十分に来る価値のあるお湯だった。

気持ちよさに思わず長湯してしまったが、湯あたりすることも全く無い。

時間ギリギリまで湯浴みをし部屋に戻る。

晩酌をしながらカレーライスを食べ、その後ノートパソコンでブログを書こうとするがパソコンの調子が悪く書くことができなかった…  設定に2時間以上を費やしてしまったため、時計を見ると深夜1:30となっていた。

泣く泣く就寝。前日から1時間しか寝ていなかったのですぐに寝ることができた。


翌日17日、6:00起床。7:30に朝食だったためそれまでゴロゴロする。

朝食は食堂で他の宿泊客と一緒に食べるシステムだ。

肝心の朝食がこちら。

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まあ、良くも悪くも普通だね(笑) ただ宿泊料金を考えるとこのパフォーマンスは凄いと思う。

朝食は宿主や他の客と皆で会話をしながら食した。

私の向かえに座ったオジサンは春に定年退職をしたらしく、退職をしてから半年をかけて北海道を旅しているらしい。私もそういうことがしたいのでとても羨ましかった。

楽しい朝食だったが、深夜のお酒が効いたのかやや二日酔い気味で気持ちが悪く3分の1ほど残してしまった。宿主には本当に申し訳ないと思っております…


部屋に戻った後はパソコンでメールチェックをしたり部屋を型付けたりしてチェックアウトギリギリの9:45に出発をした。

リーズナブルで宿主も女将さんも愛想が良く、何より旅のことを本当に良く知っている。温泉も素晴らしいしまた来ようと思う宿であった。


弟子屈町(鐺別(とうべつ)温泉) 温泉民宿摩湖
泉質 ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性高音泉)
営業時間 日帰り入浴の場合 16:00~21:00  チェックイン 16:00  チェックアウト 10:00
休館日 なし
料金 日帰り入浴の場合 大人300円  小学生150円  一泊二食5200円
住所 北海道川上郡弟子屈町桜丘1-2-17
電話 015-482-5124


外は小雨が降りしきっていた。

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駐車場からの景色。


そのまま帰宅するのは勿体無いのでもう一件温泉に寄ることを最初から計画していたのだが、一体どこにいこうかとずっと検討していた。

川湯温泉街に戻るのは往復40キロだから少々難しいし、なので最初は弟子屈町中心部の温泉をとも思ったが泉質が摩湖と同じような場所がほとんどなのでこちらも面白みに欠けるかなと…

なので摩湖を出る前に宿主に相談をしたのだが、帰り道である標茶町なら「オーロラ温泉」と「かや沼温泉」が特にオススメだと仰っていた。

かや沼温泉は良く行くので今回はパス。オーロラ温泉も悩んだ末、次回以降にすることにした。

代わりに選んだ場所が…

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標茶町のメインストリートを駅前で右折し更に車で3~4分。ちなみに弟子屈からここまでは40分ほど。

この看板が見えてきた。

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「ホテル・テレーノ気仙」だ。

初めて来るホテルであった。

外観はこんな感じ。

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広い駐車場も完備されている。

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日帰り入浴の開始時間とほぼ同時にたどり着いたが、それでも何名かの先客が来ていた。

急いで玄関をくぐるとこんな感じ。

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標茶町は小さな温泉が多いがここはロビーも立派なものだ。左手がフロント、奥がレストランになっている。

フロントで入浴料を払い脱衣所へ向かおうとすると、このような物を作ってくれた。

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入浴カードだ。20ポイント貯めると2枚の無料入浴券がもらえるらしい。

今まで色々な温泉を巡ってきたが入浴カードを発行してくれたのはここが初めてだった。


改めて脱衣所へ。

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奥が女湯、真ん中が男湯、手前が休憩場だ。

休憩場はこんな感じ。

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ザッと30人程がくつろげるスペースとなっている。

改めて脱衣所へ。

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40人分の棚が設置してある。入口には貴重品用の100円リターン式のロッカーも設置してあった。

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結構皆使用しているようだ。

こちらは洗面台。無料で使えるドライヤーも設置してあった。他のアメニティはティッシュのみあり。

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脱衣所には温泉分析書も掲げられていた。

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泉温 49.2℃  pH 8.5

泉温が高いため加水されている。かけ流し。

湯船の画像がこちら。

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標茶温泉特有のモール温泉だ。ただ、加水してあるようなので色としては他の標茶温泉系よりは薄く感じた。

打たせ湯もある。

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反対側に洗い場があるのだが、先客が何人も居て撮影することが不可能であった。なのでここからは文章で説明する。

浴室に入るとモール臭がした。

左手にシャワー付きのカランが6台あった。

ボディーソープのみ設置。シャンプーやリンスは持参する必要がある。確認は取ってないがフロントで売っているかもしれない。

内風呂が2つ。一つはジェットバスで露天風呂が1つあった。湯温は体感40~41℃で入りやすい温度だ。

内風呂が混んでいたためまずは露天風呂へ。

露天風呂は泡付きも良く岩肌から流れ落ちるお湯が気持ちよくオーバーフローしていく仕組みとなっている。

内風呂に比べて広さもある。

モール臭を鼻で感じながら気持ちよく長風呂をさせてもらった。


モール温泉の濃さだけで言えば、同じ標茶町であれば一番は今までと変わりなく藤花温泉ホテルだ。ただ、爽快さで言えば富士温泉とならんでこのテレーノ気仙も相当レベルが高かった。

300円台で入ることのできる標茶温泉にしてはここはちょっと入浴料が高かったが、それでも1000円以上とかそういう訳では無いので入りにきやすいと思う。

現に標茶市街地(味幸円含む)の温泉は4箇所行ったが、ここが圧倒的に一番混んでいた。町民憩いの場なのであろう。


入浴後はレストランのソフトクリームで涼を取ろうと思ったのだが、機械がまだ温まっていなくソフトクリームが出ないとのことだったので泣く泣くこちらを購入した。

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ココアも好きだから良いんですけど(笑)

フロント向かえのソファーに座りながら、メールやFacebookの返信等に追われる。

15分ほどそうこうしていると、レストランの方が私の元にやってきた。

何だろうと思うと、ソフトクリームの機械が温まったので是非買いに来て欲しいと告げに来てくれたのだ。

冷たいものばかり摂ることになるのでお腹の心配もしたが、心意気が嬉しかったのでソフトクリームを購入することにした。

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「先ほどのお詫びです」と言って、一巻き多く巻いてくれた。

このような些細な心遣いが大変に嬉しい。また来ようと思わせてくれた。

改めて至福のひと時を過ごすことになる。


そして約30分。昼ごはんの時間も近づいてきたのでここで帰路につくことにした。


標茶町 ホテル・テレーノ気仙
泉質 ナトリウムー塩化物泉(アルカリ性低張性高温泉)(モール温泉)
営業時間 日帰り入浴の場合 5:30~8:00 10:30~21:30
休館日 年中無休
料金 日帰り入浴の場合 大人(中学生以上)500円 子ども(小学生以上)250円
住所 北海道川上郡標茶町桜8丁目38
電話 015-485-2030


2日間の旅もようやく帰り路となった。

帰る途中、いつもは立ち止まることのなかった「シラルトロ湖」で写真撮影。

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良い景色だ。ここはそう遠くない未来、絵画にしようと思っている。

12:30 帰宅。


得るものの多い2日間だった。

川湯方面は今後も何度も行くであろう場所なので、沢山思い出を作って沢山良い絵を描いていきたいと思う。

温泉民宿摩湖の宿主さんに教えてもらったオーロラ温泉も今度行こうと思っている。


劇団どくんごは本当に面白かった。また川湯で公演を開いたときには勿論行こうと思っているが、他の劇団もこれからは積極的に観ようかなと思っている。

また一つ、人生において新たな「引き出し」を作ることのできた2日間であった。

今日のオススメも前回と同じくこちら。
ココをクリックし安い宿を探そう。↓

2日間の総走行距離 201キロ
今まで訪ねた温泉 16(重複 2) 銭湯 4 (2017年5月31日から)
そのうち入れた・飲泉した温泉 13 (重複 2) 銭湯 4



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by naokiblog | 2017-07-21 14:44 | 温泉・銭湯・取材・旅(道東) | Trackback | Comments(0)

画家・漫画家のM.ナオキ(本名:松本直樹)が、自分の作品を紹介したり温泉や旅のことを書いています。Webコミック雑誌「てんてる」にてVTuber虹河ラキと北海道を旅する漫画「ひょうひょう!」連載中。


by 画家活動時:松本直樹 漫画活動時:M.ナオキ
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