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五十石温泉 レストラン草原【廃墟】と標茶取材 2018.05.16

曇り。

(2020/06/10 加筆修正)
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札幌では25℃を大きく上回ったらしいが、釧路は15℃にも満たなかった。ただ、再三書いてきたがこれくらいの温度の方が釧路らしくて過ごしやすく感じる。

そんな私の一日のリズムはと言うと… (2018年1月の個展以降)

7:45 起床
8:00 朝食など
9:00 仕事
13:00 昼食、そして午後の仕事
17:00 夕食と休憩
19:00 再び仕事
22:00 軽食と小休憩
23:00 仕事
翌3:00 風呂と休憩
翌4:00 就寝

1日14時間くらい働いているんです(汗) そのうち、キャンバスに向かって絵を描くのが8時間~10時間ほど。締め切りが近付いてきたら20時間労働と言うこともあります。これから漫画の連載も久しぶりにする訳だし、そうなったら20時間労働と言う日が本気で増えるんだろうな……

嬉しい喜びだし、仕事には生き甲斐を感じているので全く苦にはなりません 笑


そんな中で今日は取材を兼ねて標茶方面を巡ってきた。これが漫画になるとは限らないので、そこは強調をして書いておく。


12:30出発。

自宅近くのドラッグストアでコーヒーと飴を購入して標茶方面へ車を走らせる。


その途中「五十石」と言う地区がある。(釧路町から標茶町中心部に向けて4分の3くらい進んだ辺り)

「ごじゅうせき」「ごじゅういし」では無く「ごじっこく」と読む。

その昔、国道沿いに「五十石温泉 レストラン草原」さんがあり、今は廃墟となっているのだが今回の取材の最初にこちらを撮影してきた。
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釧路から標茶へ続く国道沿いに大きな看板があり建物も見やすい位置にあるので、この付近を走行したことがあれば恐らく多くの方が知っている場所だと思う。

焼肉と中華がメインのレストランだったらしい。

そしてその建物の中に温泉施設も併設してあったのだ。
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外壁が崩れると言うようなことも無く、今でもしっかりと建造物は残っている。
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経営者のご子息様が料理人として腕をふるっていたそうなのだが、先にレストランが店をたたんでしまったらしく、その後もしばらくの間はそのお母様が温泉施設のみ営業を続けていたらしい。(通りすがり様、コメント欄にて貴重な情報提供ありがとうございました。)


取材後は自宅に帰ってからこちらの施設について調べようとしたのだが……

驚く程に情報が出てこない。営業当時はまだインターネットが普及するかしないかと言う時代だったので仕方も無いが…

分かった情報だけを書いていくと…


五十石温泉 レストラン草原
閉鎖時期 不明
泉質 ナトリウムー塩化物泉
泉温 47.8℃  pH 8.0
住所 川上郡標茶町下オソベツ1-2


泉質・泉温・pHを見てみると、標茶町中心部のモール温泉の泉質では無く、「かや沼温泉」系統に近い温泉だったと予想できる。数少ない情報を見ると「塩味がする」との記述を見たので、これは「かや沼温泉」と同じである。

同じであるとすれば、かや沼温泉最大の「憩いの家かや沼」さんの方が施設も温泉も大きく宿泊施設やレジャー施設・キャンプ場も併設してあるので、更には釧路にもより近いので、かや沼さんが残り残念ながらレストラン草原さんが閉鎖されるのも頷けるところである。

※当時、この記事を配信してから1年も経たないうちに「憩いの家かや沼」さんも無期限の休業となってしまいました。ただ、素晴らしい温泉に復活を望む声も強く、将来的に改装工事をした上で再オープンするという話が持ち上がっています。(2020年加筆修正現在)



場所は国道沿いでJRの駅も近く(駅は2017年に閉鎖)大変に良い場所ではあるのだが、標茶は温泉も盛んなので生存競争が激しかったのかもしれない。


建物自体は閉鎖されているのだが、何故だか自動販売機だけは健在である。

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レストラン草原さんは、駐車場は閉鎖されずに長距離トラックがこの駐車場をよく休憩場代わりに使っているのを目にするので、運転手さん達用に残したのかもしれない。


では改めて標茶町中心部へ。

せっかくだから親にお土産を買おうと思い、中心部のパン屋さんへ。

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ここのパン屋さんは価格も抑えられているので使いやすいお店である。

なかなか人気があるのか、私が訪ねた13:30時点でかなりのパンが売り切れていた。残っていたものを4つ購入した。


温泉の廃墟を見ただけでは「私も温泉に入りたい!」と言う気持ちが増大するだけなので、ここで中心部の温泉へ。
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今年2度目の「富士温泉」さんである。

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先客が2名居たので身体を洗いながら浴室から上がっていくのを待ち、一人になったところで撮影。

浴室の温度も、お湯自体もいつも熱いのだが今日は特に熱く感じた。普段は何とか10分近く浸かることができる丸い方の浴槽も、今日は1分で限界になるほどに熱かった。

加水用の蛇口は付いていないので、熱いお湯が苦手な方は今日の富士温泉さんは入る事ができなかったかもしれない 笑

富士温泉さんは温泉水の冷却用に若干の水を使用しているそうだが、今日は使用していなかったのかな?

ただ、熱い風呂が好きな方にはたまらない温度だと思う。

私は仮に今日のように熱くても、富士温泉さんが大好きなのでこれからも行き続けることに変わりはない。

富士温泉さんについては過去のブログで何度も書いているので、詳しい温泉の写真等は以前のナオキブログを参考にして欲しい。

温泉情報だけは今日も載せておく。


標茶町 富士温泉
泉質 アルカリ性単純温泉(モール温泉)
営業時間 6:30~8:00 12:00~21:30
休館日 毎月10日
料金 大人360円 小学生140円 未就学児70円
宿泊 素泊まりのみ 4,000円
住所 北海道川上郡標茶町富士5-26
電話 015-485-3003
※データは全て取材時のものです。営業時間や入浴料金は改定されている可能性もあります。


他にお客さんが居なかったのでカウンターの女性と少しだけ話してきたのだが、宿泊施設としても開放されていて、一泊4.000円にて宿泊も可能とのことであったので情報を付け足しておくことにする。ただし、「食事は付かないので近くで飲食をしてください」とも話されていた。


その後は標茶駅付近を探索して、最後に標茶町の「A-coopしべちゃ」さんへ。

先月、鶴居村の「Aコープつるい」さんを訪ねた時に色々と衝撃を受けたので標茶のcoopにも興味があったのだ。
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駐車場にはソフトクリーム屋さんの小屋もある。今日は閉店時間を過ぎていたため買えなかったのだが、次こそは買いたいところである。

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Aコープつるいさんはコンビニの2倍ほどの小さな店舗であったので、しべちゃさんはどんな感じか楽しみにしていたら予想を遥かに上回る広さであった。

目視だが、恐らくAコープつるいさんの8倍~10倍ほどの売り場面積があったと思う。釧路市内の中規模スーパーと変わらない広さであった。


次に注目していたのが食品の値段。つるいさんは先月のブログでも書いたが、商品によっては目の飛び出る程の高さであったのに対し、しべちゃさんは釧路市内よりは高かったものの、思っていたほどの高さでは無かった。近くにもスーパーがあるので多少の価格競争は起きているのかもしれない。

最後に商品。酪農地帯であるので牛乳をメインとする乳製品はかなりの品数があった。また、焼き肉用のお肉も種類が大変豊富であった。せっかくなので標茶町に関するお肉の商品リンクを貼っておきます↓
北海道 標茶町 焼肉 ジンギスカン

釧路湿原ジンギスカン(醤油味)400g 北海道 標茶町 のざき 人気商品 ジンギスカン 焼肉 マトン 釧路湿原



他にはアイス売り場でこれを見つけることができた!

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「憩いの家かや沼」さんで食べて以来すっかりファンになってしまった「しべちゃ牛乳アイス」だ。

家に持って帰る間に溶けてしまうので、こちらは車で食す。親にはお土産用にパンも買っているが、こちらでもせっかくなのでお肉を購入。

しべちゃ牛乳アイスは標茶町にふるさと納税を納めると、返礼品として食べることができるようです。コンビニやスーパーでよく売っているあの高級アイスも勿論美味しいですが、しべちゃ牛乳アイスは牛乳本来の風味や甘さを感じ取ることができて、アイス大好き人間であるMナオキの舌を持ってしても「最上級」にランクインしたい商品でした! こちらもリンクを下に貼っておきます↓
しべちゃ牛乳アイス

【ふるさと納税】しべちゃ牛乳アイス10個 【お菓子・アイスクリーム・スイーツ・セット】



アイスで満足し帰宅すると18:15頃であった。

このことを連載する旅漫画の第一話として描くかは全く分からない。(結局は書きませんでした)来週もほかの場所を取材をする予定なので、総合的に決めていきたいと思う。


温泉カウンター
今回の走行距離 84.1キロ
今まで訪ねた温泉 42(重複 15) 銭湯 9(重複 4) (2017年5月31日から)
そのうち入れた・飲泉した温泉 35(重複 14) 銭湯 9(重複 4)


温泉ブログを本格的に開始してからあと2週間でちょうど1年となる。

1年で記事にした温泉・銭湯も合計50か所をついに超えた。だいたい週に1回ペースだね。

温泉を巡る漫画の連載も決まったことだし、温泉ブログ2年目は是非とも50か所を超える施設を訪ねたいものである。問題はその資金をどうやって捻出するかなのだが…(笑) 地元の入浴施設はほとんど行き尽くしたので、これからは遠征が主体となってくると思われる。


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Commented by 通りすがり at 2020-04-14 01:59 x
検索していてたどり着きました。
十年以上昔、旅行中に五十石温泉に一度だけ立ち寄ったことがあります。既にレストランは営業しておらず、温泉のみ営業していました。
年配のお母さんが一人で切り盛りしておられ、温泉に着いた時点で客は私ひとり。入浴後にお母さんと話をしました。
かつては息子さんがレストランで腕をふるっていたそうですが、息子さんご本人はコンピューターが好きで、料理人として働く傍ら、在宅でコンピューター関係の仕事を請け負っていたとのことです。
その後コンピューター関係の仕事が忙しくなり、料理人との両立が難しくなったため、レストランを閉めてフルタイムで会社勤めをすることになったそうです。
私がいた1時間ほどの間に入浴客は私以外には地元の方らしき親子二人で、決して繁盛しているとは言えない様子でしたが、地元の方に愛された温泉だったのだと思います。
Commented by naokiblog at 2020-04-21 15:50
> 通りすがりさん
貴重な情報をありがとうございます!
そうでしたか。お料理も食べれる温泉と聞いたことがありましたので、閉館していなければ是非とも訪れてみたい温泉でした。
北海道には惜しまれつつも閉館となってしまった温泉施設がいくつもありますから、時間の許す限りで取材してみたいと思っております。
by naokiblog | 2018-05-16 22:14 | 温泉・銭湯・取材・旅(釧路) | Trackback | Comments(2)

漫画家・画家のMナオキが、自分の作品を紹介したり温泉や鉄道、旅、カメラのことを中心に書く公式ブログです。VTuber虹河ラキ・よつば歩音・釧路ゆうひと北海道を旅する漫画『ひょうひょう!』、花咲線と沿線自治体を舞台にした漫画『フラワーブルーム』をそれぞれ連載中。単行本はAmazonより。


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