番外編 ~温泉の知識3(モール温泉とは)~ 2018.06.10

薄曇り、一時晴。

4日前までは季節外れの暑さだったのに反して、3日前からは季節外れの寒さが続いている。3月後半から4月頃の陽気である。

釧路市民球場にはこの土日で甲子園優勝経験もある超名門校・作新学院高校を迎えて特別招待試合を行った。私も観に行きたかったのだが、観客はもとより作新学院の皆さんは慣れない気候にとっても寒かっただろうね。風邪を引かず良い思い出が一つでも多くできてこれからも釧路に来てくれることを願います。


そう言えば昨夜、何となしに釧路の温泉や銭湯についてのまとめサイトを見ていたのですが、私が撮影した写真と私が書いた文章を勝手に使用されていることに気がついてしまいました…

私もこのブログはオフィシャルブログとして書いていますので一言くらいはブログにコメントを入れるか、私に直接メールを戴きたかったのですが…

ただし、ネガティブな内容のまとめサイトではありませんでしたし、数ある温泉・銭湯紹介ブログの中で私の記事を使用してくれたのは考え方によっては名誉なことでもあるので今回は削除要請をしたり通報をしたりする気持ちは一切ありません。お互い様と言う部分もありますしね。

でもサイトのオーナーさんがこのブログをご覧になっていたら、次回からは一言どのようなサイトで使用をするのかコメントをくださった上で使用してください。温泉の漫画をこれから連載する上で色々な権限が生じてしまうと思いますので…


では温泉ブログ番外編の第3回目、今日の本題である「モール温泉」について書いていこうと思う。

私の住む釧路町の隣町である標茶町は世界でも数少ないモール温泉が湧く町で、モールの好きな私は年に何度も入りに行くのであるが…

ブログやFacebookでモール温泉をご紹介すると、頻繁に「モール温泉って何?」と質問を戴くのだが、今回はそのモール温泉について私の知っている限りの知識を書いていこうと思う。貴重な温泉であるので標茶町には是非入浴しに来て欲しいものだ。

c0191622_22000448.jpg
モール温泉と言えばこの色。特徴的である。(画像は標茶町「富士温泉」さん)


その「モール」とは、ドイツ語で「湿原」の意味を持つ。

ここはWikipediaの一文を抜粋。「石炭の形成途中であり炭化が進んでいない泥炭や亜炭層から源泉を汲み上げるため、植物起源の有機物を多く含み、肌に触れるとツルツルとした感触があるのが特徴」とある。

「天然の美容液」と書かれている温泉施設もあったので、何ともお肌に嬉しいお湯だと言うことが伺える。

ただし、これは「泉質」とは全く別の概念で、単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉など様々に分類される。

※ちなみに写真の富士温泉さんは「アルカリ性単純温泉」。


日本ではまず北海道東部の音更町の十勝川温泉で名付けられ(20世紀初頭に)、平成の後半まではその十勝川温泉とドイツのバーデン=バーデンの2か所しか無いとされていたのだが、その後、私の大好きな標茶町の温泉もモール温泉であることが分かり、これが3か所目となった。


こんな記述もある。

少し上に「何ともお肌に嬉しいお湯」と言うことを書いたのだが、これを裏付ける効果が発見されていた。

それはモール温泉は「肌を再生させる効果がある」と言うことだ。

これは植物成分の「フミン物質(腐植物質)」が含まれていて、そのフミン物質が肌を再生させる効果があると研究で明らかになっているらしい。

なので、肌に本当に良いと言うことを前提にプラスアルファで各温泉による泉質の違いの効果があると考えて戴ければ間違いないだろう。


「でも、世界でたったの3か所ってなかなか簡単に行けないよね。」と残念に思われる方もいるだろうが…


そこはご安心ください。

研究が進むにつれて、全国各地でも「モール成分を含んでいる」と言う温泉が発見されています。

例えば、私の地元で言うと鶴居村の温泉。

ここも「モール系温泉」と謳っています。

c0191622_22315524.jpg
画像は「湿原温泉 民宿つるい」さん。

鶴居温泉のの3施設は十勝川や標茶に比べると色が薄いのだがモール系温泉と表示されている。勿論、入浴をすると肌もスベスベになるし最高に気持ちが良い。

「グリーンパークつるい」さんにはこのような表示が。

c0191622_22460679.jpg
この他にも道内で数か所。全国的にも各地でモール成分が含まれていることが分かってきている。


その中でも北海道のモール温泉は「北海道遺産」に選定されているので特別な印象がある。


更にその中で「これぞモール温泉!」と言えるのが全国的にもいち早く発見された十勝川温泉と標茶温泉だと言う認識で良いのではないだろうか。

人混みでも良いから温泉街の雰囲気を楽しみたいのであれば十勝川。施設は小さくても良いから、他の人に気を遣う心配もあまり無くゆっくり入浴をしたいと言うのであれば標茶がオススメである。


モール温泉についてはまだまだ研究の進んでいない部分もあるらしいので、これから更に詳しいことが分かってくるかもしれない。

お肌に素晴らしいと言うことだけは間違い無いようなので、これから夏の旅行シーズンで足を運んでみてはいかがであろうか。


番外編~温泉の知識3~は以上です。


今週末には6月度個展の搬入作業もあるのでブログも個展を中心とした内容になってくるであろうと予想している。個展が終わり次第、改めて様々な温泉や銭湯へ行って取材をしてくるつもりです。


再びランキングトップ10に戻りたいです!
応援クリック宜しくお願いします!
にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ
にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ
にほんブログ村

絵画ランキング
トラックバックURL : https://mnaoki306.exblog.jp/tb/29548072
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by naokiblog | 2018-06-10 22:59 | Trackback | Comments(0)

画家・漫画家のM.ナオキ(本名:松本直樹)が、自分の作品を紹介したり温泉や旅のことを書いたりしています。社会人野球もやっています。


by 松本直樹
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30