漫画の取材で網走へ 中編(網走市内) 2018.07.23

晴後曇り。(7月23日)

前回分のブログを書き始めた頃から段々と具合が悪くなってきて、一旦眠ったのだが朝起きてみると具合は全く良くならなかった。

部屋の気温は深夜でも31℃を下回らない。外は涼しい位だと言うのに…

強い吐き気、軽い頭痛、足が攣る、動悸がする、身体が強く火照っている、そして微熱が続いている…

素人目で判断しても熱中症であったため、野球をお休みして日曜日の当番病院へ向かうことにした。意識はまだしっかりしていたので運転は大丈夫であった。

病院は日曜日と言うこともあって、座る場所が無い程に混雑していた。2時間待ってようやく私の診察順番が回ってきた。

全くの予想通り。医師から「熱中症です。直ぐに点滴をします。」と言われてしまった。

部屋が高温過ぎると言うことが最大の原因だが、複合的な要因として漫画の取材で訪れた網走が連日30℃越えであったり、その取材による疲れも影響している可能性が高いとのことであった。

暑さを理由に漫画を辞めることなど出来るはずも無いので、いよいよ寝室兼仕事部屋にエアコンを導入することを固く決意した。年々暑さも増している状態だったので、ここが限界だと悟った。


それから1日半。ブログを書いている今はかなり体調も戻ってきたので元気に書き始めている。ご心配無く。


網走取材の中編についてだ。


前日ブログも書けずに爆睡してしまった私は、翌7月20日。普段は布団に入る時間の朝5:00に元気良く目覚めることができた。

場所は網走市の北海ホテルさん。取材2日目が始まった。

朝食はホテルの1階でバイキング形式となる。和食が中心であるが、ご飯とパン、好きな方を選ぶことができる。

夕食は漫画で描くのでブログでの公表は控えたが、朝食はブログに載せようと思う。

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他にもまだまだ沢山のメニューがあるのだが、私は朝はあまり食べることが出来ないタイプなので、比較的サッパリするものを中心に選んでみた。

ご飯・お味噌汁・生卵・味付け海苔・野菜サラダ・スクランブルエッグ・ウインナー・鯖の塩焼き・餃子・オレンジ生ジュースを選択した。

もっと豪華に沢山盛り付けることも可能だが、残すとホテルに失礼なのでこの位にしておいた。

夕食時にも感じたことだが、北海ホテルさんは味付けが本当に丁度良い。

薄くもなく、でも濃すぎることもなく、箸が一番進みやすい味の濃さである。

酒井代表取締役が「ウチは食事に力を入れています!」と仰っていたが、正にそれを感じることが出来る食事であった。(特に夕食は)


食事会場に居た他の宿泊客を見ていると、出張中のサラリーマンと思われる方から、工事関係で網走に来ている作業員風の方、海外の方と多種多様なお客さんが宿泊されていたのが分かった。

私のような「男一人旅」は少数派でした(笑)


朝食も大満足したところで部屋に戻り身支度を始める。

普段、ホテルや旅館に宿泊する時は、多くの場合がチェックアウトギリギリの10時~11時までゆっくりすることが多いのだが、今回は遠隔地である網走なので釧路まで帰ることを考えると少しでも早い初動が必要であったため、急いで身支度をすることにした。


8:00。出発。まだ眠い。


酒井代表に丁寧にお礼をしたかったのだが、大変にお忙しそうであったので会釈だけをして北海ホテルさんを後にした。

光明石温泉(人工温泉) 北海ホテル
泉質 人工温泉のため表記無し
日帰り温泉営業時間 宿泊客のみ利用可
休館日 無休
料金 一泊二食 5,900円 (プランにより多数の価格帯があるため要確認)
住所 北海道網走市新町1丁目1番地1号
電話 0152-43-2725



最初に前日のうちに酒井代表から教えて戴いたスポットを巡り絵画用の資料撮影をする。

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網走の海岸線は本当に美しい。

グルグル車で巡っているうちにあっと言う間に9:00となった。

一旦、網走の中心部に戻り、まずは行ってみたかった場所の一つである「流氷硝子館」さんへ。

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が、しかし…

オープン時間は10:00だったらしく、泣く泣く流氷硝子館さんを後にした。


他のところも10:00オープンが多いのかなと不安になってきたため、先に風景の写真撮影をしようと思い、網走市を見下ろせる天都山へ。

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高台なのにとにかく暑かった。

車から降りた時点で汗が噴き出してきた。汗だくになりながら天都山の階段を登った。

この他にもエピソードがあるのだが、それは漫画で描こうと思う。許可もしっかり取る事ができた。


そうこうしているうちに様々な施設がオープンするであろう10:00となった。正確には10:30くらいになっていた。

今回始まる連載漫画「ひょうひょう!」は、北海道中を巡る旅漫画であるが、中でも「温泉」を重要視したいので一回の旅につき、出来れば2ヵ所かそれ以上の温泉に入りたいと思っている。

温泉が無い市町村も勿論たくさん存在するので、そこは温泉に代わる何かを見つけていきたい。

そんな網走市の日帰り温泉だが、元々「温泉街」と言う地域では無いので、場所も指で数えられる程。しかも日帰り温泉は基本的に昼過ぎからのオープンが主体であったので、それまで待つ必要があったのだ。


釧路まで3時間かかるので出来る限り早い時間帯で網走を出発したかったのだが仕方が無いところである。

その分、一ヵ所でも多く回れると言うメリットがあるので、スポットをどんどん巡っていこうと思った。


再び市街地に戻り、気になっていた場所の一つであるこちらへ。

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「大広民芸」さんだ。

網走駅から徒歩圏内に位置し、手作りの木彫工芸品と絵画の販売もしている。少量ではあるが、絵具や筆の販売もしている貴重なお店だ。

玄関をくぐると作家の大廣法昭(朔洋)先生が自ら接客をしてくださった。

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とてもお優しい方で、工芸品について、更には網走方面の芸術について詳しく教えてくださった。

こちらで「ひょうひょう!」第2話の読者プレゼント品も購入させて戴いた。

そうなのである。今回の連載漫画は、全国の方に北海道の雰囲気をおすそ分けしたかったので、全て私の実費で各地の名産品や食料を購入しているのだ(笑)

編集担当さんもプレゼントの提案に喜んで賛同してくださったので、「ひょうひょう!」をこれから読んでくださった方には少しでも北海道を堪能して戴ければと思っている。

でも私は貧乏漫画家なので高いモノは買えませんので悪しからず(笑)

募集方法と抽選方法は現在検討中です。


大広民芸さんのプレゼント品は漫画で発表するとして、それとは別に私用に木彫りのスプーンも購入した。

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本当にカッコいいスプーンだ。 大事に使います。


その次に訪ねてみた所はこちら。

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「網走市立美術館」さんだ。

ちょうど私の訪ねた時は書道展の受賞作品が展示されていた。更に奥の部屋には常設展示の絵画が1階と2階に展示されていた。

この角度の写真だとコンパクトな建物に感じるかもしれないが、中は2階建てでかなり広くなっている。

私は画家で書道家では無いので、書道作品については論じることができないのだが、絵画については面識のある先生の作品も多数あり、「は~~。この先生って昔はこんな作品を描いてたんだ~。」と独り言をブツブツ言いながら拝見させて戴いた。

恐らく、記録的な暑さが強く影響しているのだろうが、お客さんが私の他に1組しかいなかったので本当にゆとりを持って拝見させて戴くことができた。中心部の近くの良い立地にあるので、きっと涼しい日や休日はお客さんで混むのだと思う。


本来ならここで立ち去るところなのだが、私としては画家としての活動の場を少しでも広めたかったので(笑)、図々しいのを承知で館長さんと名刺交換をして色々と話しをさせて戴いた。

結論だけを言えば、私の個展をこちらの網走市立美術館で開かせて戴くのも可能であるとのこと。もし実現すればオホーツクで初めての私の個展となる。


但し。但しだ…

一般の建物では無くて、専門の美術館なので様々な作家さんの予定が詰まっており、出来るとしても相当先になってしまうと言うこと。

更には、ここは釧路の美術館では無く、オホーツクの美術館なのでオホーツクを描いた作品があった方が印象的にとても良いと言うこと。こちら方面の作品は数える程しか描いたことが無いので、例えば20点描くとしたら相当な時間がかかってしまうだろう…

そのような事情を加味すると、個展を開かせて戴くことは可能であったが、どんなに少なくとも何年も先の話しとなってしまうのであった……

でもいつの日かやってみたいね!


ただ、「個展は開かせて戴ける」と言うことだけはハッキリしたので、来る日のために、画材店を探しておこうと言う気持ちになり温泉のオープン時間まで、急遽文房具屋さん巡りをすることになった(笑)


中心部の近くに一軒の文房具屋さんを見つけた。写真は撮影していない。

入ってみると、文房具は勿論売ってあるのだが、画材は残念ながら販売されていなかった。


お店のご主人に思い切って訪ねてみた。

「私は絵を描いている者なのですが、網走で画材を扱っているお店屋さんはありますか?」

すると…

「う~ん。昔はウチでも取り扱っていたんだけどね~。需要が無いから辞めちゃったよ。でもここならあるかも…」

と言って、お店の名前を紙に書いて渡してくださった。


そこに書いていた場所は「大広民芸」。

うん。ついさっき、取材させて戴いたばかりです(笑)


と言うことはだ… 私の知識不足・認識不足なだけかもしれないが、もしかすると網走は「絵画」についてはあまり積極的な場所では無いのかもしれないと悟った。

画材店の無い現状に嘆いて、先ほど紹介した大廣先生が自ら率先してご自身の店舗で画材販売を始められたのかもしれない。需要があれば、もっと沢山の画材店が市内にあってもおかしくない訳だから。

アクリル画がメインの私は、網走に住んだとしたら道具の調達にかなり困ることになってしまう…

後ほど調べたのだが、やはり網走は著名な画家の先生が本当に数える程しかいらっしゃらなかった。(誤解の無いように書いておくが、居ることは居る。思っていたよりも少なかったと言うこと。)

ただ、「映画の舞台」としては網走は驚く程たくさんの有名な作品で使用されていることが分かった。

誰でも知っているであろう作品の一部をご紹介すると…

「幸福の黄色いハンカチ」
「ゴジラVSキングギドラ」
「男はつらいよ」
「西村京太郎トラベルミステリー」
等々……

まだまだ沢山あるが、邦画を中心にどれも超ビッグタイトルばかりである。

なので網走は「絵画の街」と言うよりは「映画の街」と言った方が適切なのかもしれない。


私個人としては、逆にこのような街こそ絵画のチャンスを作ることができるかもしれないと思った。海岸線を中心に川も湖も絵になる場所ばかりだからね。本当に素晴らしいので、何で有名な画家が少ないのかと逆に疑問に思ってしまう程だ。

活動の場の中心はあくまでも釧路。ただそれだけでは正直に食べていくことが難しいし、画家としても一歩でも沢山のステップを踏んでいきたいので、網走市は私にとって「持って来い」の街だと思いました。本当に素敵な街です!


写真を載せないままかなり書いてしまったね(笑)

時間も遅いので、今日はここまでにしようと思う。

「前編・後編」だけで全てを書こうと思ったが、全く足りなかったので「前編・中編・後編」の3部構成で書くことにしました。

近日中に後編をアップします!


◆◆温泉カウンター◆◆

●今回の走行距離
測定中

●今まで訪ねた温泉(人工温泉含む)
49(重複 18) 銭湯 9(重複 4) (2017年5月31日から)
●そのうち入れた・飲泉した温泉
42(重複 17) 銭湯 9(重複 4)


これは漫画に描かない余談だが、網走の人は皆穏やかで優しい人たちに感じた。

釧路と網走。同じく北海道の道東の港街。

共通点は多い2つの街だが、釧路の人間の方が心は熱いけど少し短気であったり、正直に少し怖い人が多イメージ。口調も早いと思う。(地元の悪口を書くつもりは一切無いが、あくまでも松本のイメージの話しです。)

対して網走は話し方も穏やかでゆったり。2日間の短期間で沢山の方と話したのだが本当に皆さん穏やかであった。農耕文化の帯広の方達に似ている印象である。(もう一度書きますが、全て松本のイメージの話しです。)

同じ北海道なのに性格も考え方も特徴がまるで違って、文化って本当に面白いね。

そんな色々なことを感じながらの後編は近日中にアップします。もう少しお待ちください!



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by naokiblog | 2018-07-24 03:04 | 温泉・銭湯・取材・旅(道東) | Trackback | Comments(0)

画家・漫画家のM.ナオキ(本名:松本直樹)が、自分の作品を紹介したり温泉や旅のことを書いたりしています。社会人野球もやっています。


by 松本直樹
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