地震から68時間経過 私の周りの復旧状況 2018.09.08

曇り後晴。

※前回に引き続き節電を呼びかけられている状況なので、今日のブログもPCからでは無くスマートフォンで執筆しています。


9月8日の午前4:00過ぎまでブログを書いたりやり取りをした後、3時間ほど仮眠を取った。気を張りっぱなしだったので疲れ切っていたのだと思う。

目が覚めた後も30分はウトウトしていた。

何件かメッセージの送受信をした後、両親は今日から本格的に職場へ復帰していたので一人で朝食を食べる。地震の直前に買っていたパンの余りがまだ腐っていなかったようなので、しっかりと熱を通して食べる。


目標を失いつつあったが、私もいい加減に絵を描かないといつまでも次のステップへ行けないので、目標を設定し直しながら画材の整理をはじめる。

と、そこでインターホンが鳴り佐川急便さんが私に物を届けてくれた。

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かなり前に頼んでいた額縁である。

これから絵を描こうと思っていた正にその時だったので、私にとってはとてもありがたい配達物であった。

F3号の額縁で今すぐ使う予定も無い額縁なのだが、気持ちだけはしっかりと高ぶった。

佐川のお兄さんに配達業界の情報を訪ねたのだが、8日より配送が再開したばかりとのことで、通常の配達物であれば現時点で2~3日の遅れだと教えてくださった。(これは釧路の場合。クール便はまた遅延の日数が違うらしい)


これ以上質問するのはお兄さんが多忙な中なので控えることにしたが、とにかくフェリー等も次々と動いている状態で、北海道にどんどん物資が送られてき始めていることも分かった。


引き続き、絵を描くための片付けをしているとあっと言う間に正午を過ぎ13:00となっていた。

ここで一旦、外の様子を見に行くことにした。どれくらい復旧が進んでいるかをどうしても確認しておきたかった。


まず、迎えの町内会に設置されてある自動販売機へ。

品薄状態であったが、ちょうどメーカーの方が缶ジュースとペットボトルジュースを補充しているところであった。

そのため写真を撮影することは迷惑になるのでしなかったのだが、自動販売機についてはこれで一安心である。


続いて、私がよく行く(漫画「ひょうひょう!」第1話でもモデルにした)ドラッグストアへ。

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一昨日、昨日の異常なまでの混雑は落ち着き、いつもと変わらない程度の客の入りとなっていた。

ただ、変わらなかったのは外観だけで…

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まず照明は半分に間引いて営業していた。50%の明るさなので商品は見えるのだが、とにかく暗かった。写真はスマートフォンが明るさを自動調節しているのである程度の明るさに見えるのだが、実際はかなり暗い。

そして品切れが顕著だったのがカップラーメン・カップ焼きそば等の棚。

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画面の左端に一つだけ在庫が見えるが、この1点しか余っていない状態だった。

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いつ次の入荷があるのかも全く分からない状態とのこと。

更には冷凍食品とアイス類も全滅。

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上の扉付きの棚も全て空です。ガラス越しに迎えの調味料の棚が反射して写っているので入っているようにも見えますが、中身は空です。

ほんの少しだけ在庫あったのが缶詰類。

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パッと見た感じ、2割~3割が残っている状態だ。

非常事態なので飲む人も買う人もほとんどいないのであろう、お酒は8割程度在庫が残っていた。

お菓子もポテトチップス等の袋菓子を中心に6割~7割以上残っている状態であった。


だが、飲料水はかなり厳しい状態である。

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炭酸飲料は辛うじて少しだけ残っているが、清涼飲料やミネラルウォーターはほぼ全滅であった。

ここは釧路市の中心部からかなり離れた場所にあるドラッグストアなので、中心部や沿岸部よりも物資が後回しになるのかもしれない。ただ、他の方のSNSを見るとどこもあまり変わらない状態であった。


次にドラッグストアなので薬の棚を見る。

他にもお客さんがいて撮影することができなかったのだが、こちらの在庫はほぼほぼ大丈夫であった。

例外的に風邪薬は若干品薄であったが、薬剤師さんに質問をすると、数日内に品薄の薬も補充される可能性が高くて「品切れになることは現時点ではありません」と心強い言葉を戴いた。

その他にも店内を一周して回ったが、洗剤や日用雑貨については全く大丈夫な状態で、限定的に石鹸やハンドソープ、ボディソープ等が少しだけ品薄状態となっていた。


写真だけ撮影をして帰るのは忍びなかったので、栄養ドリンクと在庫のあった炭酸飲料をそれぞれ1本買ってドラッグストアを後にした。


お次は昨日のブログでは「閉店中」とお伝えしたコンビニである。

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こちらも今日は営業を再開していた。

看板の明かり等は節電のため落としていたが、店内は全ての照明が付いている状態であった。

残念ながら店内の撮影はできなかったのだが、8日の14:00の時点で、パンと総菜は全滅。

セイコーマートさんは「ホットシェフ」と言う店内調理のコーナーが人気で、カレーライスやカツ丼などが出来立ての状態で販売されるのが魅力なのだが、材料が不足しているようで店内調理も出来ていない感じであった。

ただ、余ったお米を使用して炊き立てのご飯と、手作りのごま塩おむすびが限定的に販売されていた。

平常時では絶対に見ることのできないラインナップである。


お菓子類や飲料関係についてはドラッグストアと全く同じ状態で、アイス類や冷凍食品も全滅であった。ちょっとしたお肉や野菜の並ぶ棚はカット野菜が1袋余っているだけで、こちらも全滅状態であった。

私は保存食用に飴の袋を一つ購入し、レジで店員さんにパンや総菜の入荷時期を質問したのだが「全く分かりません。検討もつかない状態です。」とのことであった。


皆さんのSNSを見ていると、限定的に食料が戻っているスーパーなども拝見することができるのだが、少なくとも釧路町の私の住む付近のお店はこのような深刻な食糧不足が続いている。入荷時期も未定。


情報を得ることはできたので、身内と情報交換もしながら仕事の準備作業に戻る。

11日に東海地方に住む母方の弟家族が釧路へいらっしゃるとの予定だったのだが、その予定も泣く泣くキャンセルとなってしまった。


気を取り直して晩御飯。

地震と一連の停電後、一番まともな食事となった!

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私・松本の好物カレーライスであった!

余っていたカレールーに、昨日のブログでご紹介した庭で採れた芋。更には停電で腐りそうになっていた鶏肉が少し余っていたので、それらをぶち込んで「余り物カレー」を作った。幸い、福神漬けも残っていた。

私は野菜ゴロゴロのカレーよりもシンプルなカレーの方が大好きなので、個人的にはこれで良かった。

次にいつ食べられなくなるか分からないので、いつもより多めに食べた。カレーはいつ食べても美味い!

停電で半解凍になってしまったものは優先的に食べなければいけないが、それと畑の野菜等を含めてあと3~4日くらいは家族で食料が持つと思われる。その間にスーパーやコンビニへお菓子以外の生鮮食品が届けば普段と全く変わらない生活に戻ることができると思う。


夕食を食べると19:00になっていた。

ガソリンスタンドが本格的に営業を再開しているとの情報を得たので、早速給油へ行くことに。

最初の地震と停電後、初めて釧路町の中心部へ車を走らせることにした。


スタンドの途中にある、大手ホームセンターのホーマックさんや、普段なら深夜まで営業しているドンキホーテさんは19:00の段階で既に閉店となっていた。

チェーン店系の飲食店も休業しているところが多かった。個人経営の飲食店は予想以上にオープンしているところが多かった。他にも外の照明や看板の照明を自粛した上で営業しているコンビニや小売店がいくつかあった。

ガソリンスタンドに着くと、平常時よりも少しだけ混んでいるかなと言う程度で、難なく給油を完了することができた。昨日までは1時間待ちとか2時間待ちだったと言うのに… 洗車機も復活したようで、ゆっくり洗車を楽しむ若者も何名か見ることができた。


給油後、「もしかしたらまだ電池が売っているかも?」と思い立ち100円ショップのダイソーさんへ。

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左右のお店は既に閉店していたが、ダイソーさんだけは通常の営業時間帯でオープンしていた。本当に助かる。

店内の撮影は避けたが、釧路は今回の地震で「食器が割れた」等の被害は皆無だったため、食器や雑貨はいつもと全く同じままの商品量を維持していた。

肝心の電池はと言うと、かなり品薄状態であったが何とか購入することができた。ただし、在庫がある限りで再入荷の見通しは立っていないとのことであった。

次に注目していた懐中電灯も通常のサイズは完売状態。極小のライトや、正直あまり実用性の無いライトはまだまだ在庫のある状態であった。

お菓子や飲料関係は昼に訪ねたドラッグストアとほぼ同じ状態であった。(こちらの方が少しだけ多く残っていたかな…)

せっかくなので数百円分だけ非常時用のグッズを購入することにする。

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何かと便利な吸水性の良いタオル。単三電池と単四電池の5本入りをそれぞれ1パック。

注目して戴きたいのが、写真上にある電球タイプのLEDライト。こちらはUSBのモバイルバッテリー等に繋いで使用するものだが、100円グッズとは思えないほど明るく消費電力も少ない。

更には写真左に四角いスイッチがあると思うが、こちらもLEDライトで100円とは思えない明るさがあり災害時に大変重宝する。

今回の大停電は左のスイッチ式のライトを使用して真っ暗な夜をしのいだのだが、素晴らしい商品だったのでもう一つ購入しておくことにした。

上のLEDライトと合わせて買ってもたったの216円なので、このブログをお読みになった方は絶対に買っておいた方が良い商品だと思う。とにかく100円の商品とは思えない程に明るくしっかりしている。


これで次に停電となっても今回よりは少しだけ安心して過ごすことができそうだ。

実は停電から復旧した直後にネットショップで大容量のモバイルバッテリーとソーラーパネルをローンで購入したので、到着するのを待っている状態にある。停電中に色々なことを考えていたので…

現在、無駄な出費は少しでもしたくない程に資金難なのだが、命あってこそだと言うことを今回の震災で改めて学んだので、この点についてはお金をかけることにした。到着したらナオキブログでもご紹介しようと思う。


あとは節電。

月曜日からは通常の20パーセントの節電を呼びかけられている。

私は少しでも貢献したいので、仕事部屋の照明も50パーセント間引き、PCの使用も最小限度に留めることにした。

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正直に暗いのだが、手元は十分に見えるので節電の呼びかけが解除されるまでは出来る範囲で20%節電を心掛けようと思った。


だからこそ1つだけ気になったことがある。

昨日あたりからFacebookやTwitterの至る箇所で討論されていることなのだが、「パチンコ店の営業」についてである。パチンコネタを嫌う方もいらっしゃるので普段は書かないようにしてきたが、今日だけはこのことについて書いておこうと思う。

発端は、周りが大規模停電中に営業を再開したパチンコ店もあったとのことで、「主に電力の使い方について」強い批判が各所から上がっていた。

店側の言い分としては、
「少しでも利益を上げなければお店の経営が悪化する」
「従業員も養わなければならない」

ごもっともな意見だと思った。

反対派の言い分としては、
「ほとんどの道民に電気が届かない状態なのに、パチンコ店だけ営業するのは不謹慎」
「莫大な電力を使うので、せめて電力が完全復旧するまでは自粛すべき」

こんなところで、こちらもごもっともな意見だと思った。


私、松本は絵が今以上に売れなかった20代半ばの頃、本気でパチスロで生計を立てていこうと思った時期もあり、2011年前後に実際半年ほどパチスロの収入で生きていた時代がある。※私がパチスロを打つことを嫌っている方もいらっしゃるので心配無いように書いておきますが、今は足を洗っています。絵と漫画関連の収入のみで、パチスロを打って生計を立てようとは思っていませんのでご安心ください。

更にはパチスロ漫画家の先生やライターさんにも繋がりがあるので、あまりパチンコ業界に対して厳しく言いたく無い立場なのだが、今回だけはどうしても自論を述べたかったのでブログに書いておこうと思う。

上記の理由でパチンコ・パチスロには基本的に寛容な立場の私だが、今回の大規模停電中に営業しようとするのは(仮に自家発電だったとしても)流石にどうなのかなと思った。

「少しでも利益を上げなければお店の経営が悪化する」と言うようなニュアンスで開店情報を流しているお店もあったようだが、それって「利益を上げる」って書いてる時点でお客さんから回収する気満々じゃん(苦笑)

一応DMに「ご遊戯されないお客様も携帯の充電に遠慮無くお越しください」と書いているお店が多いようだが、パチンコが嫌いな人はそもそもパチンコ店で充電はしないだろうし、携帯ショップや役所で充電をするだろうと思った。

大物ライターさん達ですら自粛気味の状態なのに、なんだかな~と言った気分だ。


このようなSNS上の討論で気になったので、給油のついでに何軒かのパチンコ店の前を通ってみることにした。

すると基本的に全てのパチンコ店が営業を再開していたのだが、場所によっては少しでも節電をしようと心がけて、普段は煌びやかな外の照明を一切落として静かに営業している地域密着店。反対にお上が「20%の節電を!」と強く訴えているのに普段と全く同じ照明の強さで、節電に全く協力的では無い全国チェーン店など、お店によって対応の度合いが全く違うと言うことも分かった。

同じ業種でも経営者によってここまで考え方が違うのねと残念な気持ちになりながら帰宅。


もう一度断っておくが、私は普段は業界に寛容的な立場の人間です。

ただ、今回だけは、何故多くの道民の気持ちを踏みにじるような行為をするのだろうと思ったし、否が応でも目立ってしまう業界なのだから、営業するにしても何故もう少し自粛した形を全面に打ち出せないお店が多いのかと思ってしまった。どんなに外の照明を落としたって、熱狂的なパチンコファンやご老人、中毒者は絶対に来るでしょ。今日だって外の照明を落としているパチンコ店も平常時とほとんど変わらない駐車場の混雑状況だったからね。

普段は出来る限りブログで自粛しているパチンコ・パチスロネタですが、今回の停電だけは他人事では無いし疑問に思ったので書かせて戴きました。

別にパチンコがダメだと言っている訳では無いし、パチンコ店へ行く客がダメだと言っている訳でも無いので(好きな事を辞める必要も無いと思うし)、せめて電力が完全に復旧する1週間~10日間くらいは節電しましょうよ。私はもう停電はこりごりですよ。


お伝えしたいことが沢山あったので、今日も予定よりかなり長い文章となってしまった(苦笑)

今日は準備だけだったが、明日からは再び絵画も真剣に描いていく予定だ。漫画「ひょうひょう!」の第2話(ルート2)も、もうそろそろネームを描き出さなくてはならない日程にある。

明日からは私も完全復活で頑張ります!


追記ですが、こちらのサイトは復旧具合を見るのに使えます!
北海道災害関連情報



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by naokiblog | 2018-09-09 02:49 | 地震・災害関連 | Trackback | Comments(0)

画家・漫画家のM.ナオキ(本名:松本直樹)が、自分の作品を紹介したり温泉や旅のことを書いています。Webコミック雑誌「てんてる」にてVTuber虹河ラキと北海道を旅する漫画「ひょうひょう!」連載中。


by 画家活動時:松本直樹 漫画活動時:M.ナオキ
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