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今年の画風について考えてみた 2019.01.11

おおむね晴れ。

札幌方面で大雪。釧路管内では川湯方面で大雪。こんな時、釧路は大抵晴れて強風なのだが、今日も例年通り風の強い寒い日であった。

昨日の朝から左奥歯がジクジク痛み体調も悪く、今朝になっても症状は好転しなかったため、かかりつけの歯医者さんに電話をして夕方から治療して頂くことになった。

レントゲン等の検査をした結果、歯の根元が膿んだり新たな虫歯が悪さをしている訳では無く、数年前に他の歯医者さんで虫歯治療し被せ物をした歯が窮屈な状態になっているとのことで、被せ物を削り応急処置をしてくださった。帰宅をする頃には痛みは全て治まり、安心して漫画の仕事ができる状態となった。本当にありがとうございました。

この部分は私の憶測だが、体調不良の部分も歯が窮屈になって嚙み合わせも悪くなり、そこから来ていたモノだったかもしれない。体調不良の部分も自宅に帰る頃には全て治ってしまったのだ。

連休明けからは、ひょうひょう!の取材旅で泊まり込みの出張があるので治ってくれて本当に助かった。


さて、今日のブログはまだまだ1年の始まりであるので、今のうちに今後の画風について考えてみようと思う。(次回からは漫画取材や温泉ブログになる予定です。)

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「月沈み行く釧路湿原2017」 アクリル画 F4サイズ

こちらはサインこそ「2017」と書いているが、昨年2018年の1月10日に完成しスキャナーで取り込んだ絵画であるのだが、ほぼ1年前の画風と思って頂きたい。

ここから大晦日まで習作を除いた納品用の新作を丁度50枚描き、様々なことを自分なりに感じ取ることができた。


そこから打ち出したものはいくつかの方向性がある。

まずは絵画から。

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「湿原の5月」 アクリル画 F4号

昨年のGW過ぎに描いた作品である。約半年前といったところであろうか。

こちらの作品は個展で展示した際にも注意書きを貼りだしたが、私の心から尊敬する佐々木榮松画伯の絵を最大限参考にしたものである。

前景の花やタンチョウの位置は榮松先生の作品と変えているのだが、その他の部分は8割方似せて作ってある。

これが昨年の絵画における一つのベースとなった。

この榮松先生の画風やマチエールの作り方を基に自分流の昇華をさせていった作品がこちら。

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「湿原の夕日2018」 アクリル画 F10号

こちらは年末の個展に展示した作品だが、このような作品こそが2019年のアクリル画で増えてくる作品ではないかと予想している。

勿論色々なパターンは描いていくが、「榮松先生の良い点を取り入れつつ、松本直樹流の淡い色遣いをプラスする」描き方が、自分の中でしっくりくる部分があるし、ある程度ファンの方にも受けが良い気もしている。勿論このパターンだけが全てでは無いのでもう一度書いておく(笑)


次に水彩画。

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「夜明けの釧路町」 水彩画 2Lサイズ

こちらはサインが「2017」と書いてあるが、完成・乾燥しスキャナーに取り込んだのが2018年の1月1日。ほぼ1年前の水彩画となる。

ちなみにこの「夜明けの釧路町」は個展未発表の作品なので、春過ぎに予定中の個展で新作として初公開する予定です!

2017年から2018年夏頃までに描いた水彩画はこのような画風が割と多かったのだが、秋以降は大きく画風が変わり始めている。

その一つがこちら。

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「秋の斜里岳」 水彩画 F4号

どうですか! かなり変化してますでしょ!(笑)

写実画では無い私の画風で画面いっぱいに水彩絵具を塗り込むよりも、効果的に色を置いて「目の導線」を作り出してあげた方が、私としても出来上がった時の気分が良いし、個展にいらっしゃるお客様がご覧になっても、きっと楽しむことができるのではないかと思っている。

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「釧路町アッチョロベツ」 ペンと水彩画 ハガキサイズ

これもその一つなのだが…

昨年秋以降の水彩画は今までの水彩画に比べて、昔からのファンの方にも良い評価を頂いている。

以上の理由で、今年の水彩画(今年だけではなく当分の間)はこのような画風で描き続けていこうと思っている。(もちろん例外はあります(笑))


次に漫画。
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ラキちゃんはもっともっと上手く可愛く描けるように頑張ります!

それは当然として(笑)、気付かれたファンの方も少しいらっしゃるのだが、こちらの画像(ルート2.5より)を見ると分かるかもしれないが、全てとは言わないが8割以上の背景は連載スタートの時点から定規を使わずにフリーハンドで描くようにしている。

これには少しこだわりがあって、定規を使えば、もっと綺麗で「いかにも漫画らしい背景」を描くことも可能なのだが、あくまでも画家との二刀流をモットーとしている私は自分の絵画を描く際に定規は98%使わないので、どこかで絵画と漫画をマッチさせたい部分があり漫画の背景も出来る限り「絵画のつもり」で描くようにしているのだ。

まだまだ昇華させていかなければならない部分もあるのだが、今年もこの方向性を崩さず描いていこうと思っている。


そして今日のブログの極めつけとして書きたかった部分がこれ。

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今年の年賀状用に描き下ろしたイラストだが…

見て頂ければ判ると思うのだが、ラキちゃんやイノシシ(うり坊)の部分はイラストで、背景の斜里岳や草原は絵画で描いている。

この絵が完成形という訳では無いのだが、これが昨年の秋頃から目指している画風である。

せっかく絵画と漫画の両方を仕事としているのだから、どこかの部分で交わることができないものか。そんなことをず~~~っと思いながら試験的に組み合わせた絵を何枚か描いてきた。

勿論、アニメの背景のように写実に近い背景画とイラストを組み合わせればそれなりにマッチするのは分かっているのだが、私の背景(風景)画はあくまでも写実では無く具象に近いものなので、これとイラストを組み合わせるのは意外と難しいことを感じてしまった。

これをなんとか松本直樹(M.ナオキ)流の画風に落とし込んで違和感無くマッチさせることができないものか。

2019年の個人的に大きなテーマである。

流石にこのような絵を毎月描くだけの時間的余裕は無いので、限られた枚数で1年後にはどのような作品に仕上がっているのだろうか。楽しみにして頂けたら幸いだ。

以上です。


歯の痛みも治まって体調もある程度回復したので、明日は少しばかり標茶町へ行く予定です。

もし温泉に入るタイミングがあれば、今年一回目の温泉ブログを書こうと思います。標茶町の温泉はほとんど取材し尽くしたので改めての記事となってしまいますが…(笑)

では、今日はあと2時間絵を描いてから寝ることとします。


漫画も絵画も実力アップを目指しながら今年も頑張ります!
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by naokiblog | 2019-01-11 23:27 | 絵画 | Trackback | Comments(0)

漫画家・画家のMナオキが、自分の作品を紹介したり温泉や旅のことを書いています。「Webコミック雑誌てんてる」と「山佐スロワールド」にてVTuber虹河ラキと北海道を旅する漫画『ひょうひょう!』連載中。


by 漫画・イラスト活動時:Mナオキ 絵画活動時:松本直樹
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