今日から2~3回に渡って漫画「ひょうひょう!」の取材で訪れた十勝地方の音更町についてのブログを書いていこうと思う。
まだひょうひょう!を読んだことが無い方はこちらから過去の話しをチェックすることが可能です→ひょうひょう!の過去話(別ウインドウが開きます)
この音更町の旅は漫画となってゴールデンウィーク前後の公開を予定しているが、いつもの通り、先にこのナオキブログで旅の模様の半分を書いていきます。もう半分は漫画で読んで頂いて2つセットでお楽しみください。
※こちらも毎回の注意書きとなりますが、ひょうひょう!でM.ナオキと一緒に旅に出掛けているVTuberの虹河ラキちゃんは運営さん・出版社の許可が無いと私の判断だけで勝手に書く事ができません。なのでブログ上では「M.ナオキが一人で取材地を回っている形で」進行していきます。漫画ではラキちゃんをヒロインとしてガッチリ描きますので(笑)もうしばらくお待ちください。
ではスタート!

2019年1月15日。
7:00。2時間ほど仮眠を取っていた私は爆音の目覚まし時計に叩き起こされた。
まだ眠気は残っているが二度寝してしまうと漫画の取材ができないので急いで身支度をする。
9:00。予定より30分ほど遅れて釧路町の自宅兼スタジオを出発。
まずはいつものドラッグストアで眠気覚ましに栄養ドリンクを購入。間違っていたら嫌だからいつも声をかけることができないのだが、レジの朝担当の女性が小学校時代の同級生かと思われるので「松本だと気付かれたらどうしよう」とドキドキしながら今日もレジを通過した(笑)
栄養ドリンクで目を覚まして音更町へ向けて車を走らせる。
釧路町から音更町までは距離にして約140キロ。通過する市町村が8(出発地・目的地含む)。ひょうひょう!ルート2で巡った網走市とほぼ同距離となる。ただし、通過する町が多いので体感的には音更町の方がやや遠くに感じた。
温泉と漫画の取材で毎月出張を続けている私だが、白糠町より西側へ行くのは実に1年7ヵ月ぶりであった。いつもは釧路より北側と東側ばかりだったので…(笑)
しかも普段は西に位置する札幌へは高速道路を使って行き来していたので、下の道を使って帯広・音更方面へ行くのは10年以上ぶりであった。
「昔尋ねた十勝と何が変わっているのかな~」とワクワクしながら、途中でコンビニ休憩も取りながら正午丁度に一つ目の目的地へ到着。

するとこちらの温泉が見えてきた。

こちらへ入浴するのは初めてだったのだが、事前情報で源泉かけ流しの素晴らしいモール温泉が十勝川温泉街から離れた場所にあると聞いていたので今回の一つ目の取材地にしてみたのだ。
フロントの女性に取材の件をお話しすると、最初は私のことを少々不審に思ったかもしれないが最終的には「温泉の宣伝にもなるし大丈夫ですよ。」と快くOKしてくださった! 初の十勝取材がOKからスタートしたことは私にとっては本当に安心要素であった(笑)
入浴料を払い、フロント後ろの廊下を歩くと左手に脱衣所がある。

ちなみに家族風呂もあるのだが平日の営業は14:00からだったらしく、今回は残念ながら入浴することが出来なかった。家族風呂の取材がOKであれば「ラキちゃんと混浴」という漫画で喜ばれそうなカットが描けたのだが、読者の皆様、今回は残念でした! ルート5以降をお楽しみに(笑)
気を取り直して脱衣所はこのような感じだ。

あまり長居はできないため、急いで服を脱ぎカメラ片手に早速浴室へ。
しかし、入浴客がいっぱいでとても撮影できる状態では無い…(泣)
フロントの女性からは「他のお客様に撮影のことをお話しすればお客様が入浴されていても撮影して良いですよ」と何とも優しい言葉をかけてくださったのだが、1~2名ならそうしようとも思っていたのだが、予想より遥かに多かったので湯船に浸かりながら撮影のタイミングを待つことに。
お湯を色々な角度から観察していたのだが、モール温泉特有の「ぬるすべ感」があり、入浴しているだけで肌が良くなっていく気分になる。標茶町や鶴居村のモール温泉よりも香りは少なかった。(と言うよりはほとんど無臭であった)
先に身体を洗ってみると、カランから出てくるお湯も黒に近い色だったので、こちらにも源泉が使用されていると思われる。おかげで髪までツルツルだ。
尚、シャンプー・リンスとボディソープは設置されていないため持参する必要がある。
ここで入浴客が少なくなりようやく撮影チャンスが巡ってきた(笑)

「トロンサウナ」も設置されていた。
温泉も本当に素晴らしいのだが、丸美ヶ丘温泉さんのもう一つのウリは浴室からの眺めであった。

あとは漫画でお楽しみに…
ちなみに温泉分析書はこちら。

こちらはメイン浴槽のもので、2つあるうちの小さな浴槽には種類の違うもう1種類のモール泉が常時流れているとの説明があった。
次の目的地へ急ぐため、これにて丸美ヶ丘温泉さんを後にした。
回数券(11枚つづり)4,000円
宿泊の場合は 大人素泊り 平日4,500円 土・祝祭日前日4,800円
この後は音更町の中心部へ。
10年以上ぶりに走った音更町中心部は我が故郷釧路町のメインストリートと少し似た雰囲気があった。
大型チェーン店がここぞとばかりに出店し、交通量も平日に関わらず大変に多い。
人口が同規模で比較的距離も近いため(と言っても100キロ以上離れているが)、釧路と帯広は様々な面でよく比較される。贔屓(ひいき)無しに客観的に見るのであれば、個人的には少しだけ帯広の方が発展し街にも賑わいがあるように感じた。どんぐりの背比べ程度ではあるが…(笑)
「釧路市」と「帯広市」単体で比較すれば釧路市の方がほんの少しだけ大きく感じるのだが、帯広市は「音更町」と「幕別町」がほぼ街続きで、2つの町は共に釧路町と同規模かそれ以上の人口を抱えているためメインストリートのショッピングゾーンも大きく相対的に帯広の方が大きく感じたのだ。
対して釧路は釧路町と街続きだが、厚岸町や白糠町は釧路の中心部からはかなり距離が離れているため少し寂しい感じもしてしまう…
更に言えば帯広は札幌にあるようなスーパーマーケットやホームセンター系の大型チェーン店がいくつかあるのだが、それらは釧路には無かったりするので、オシャレな物や珍しい物を求める若者層は帯広の方が買い物をして楽しく感じることが多いかもしれない。私の大好きなカレーショップ「インデアン」さんも沢山あるしね(笑)
私は釧路藩士なので、できることであれば例えどんぐりの背比べ程度であったとしても釧路の方が発展していて欲しい気持ちは心のどこかにある。
でもね…
今回、10年以上ぶりに音更・帯広を巡ってハッキリしたことは、相対的に見て少しだけ釧路の方が「街」として弱っているな~と痛感してしまった。人口もそろそろ帯広市に抜かれるらしいしね。どんなに釧路びいきに見ようとしても帯広の方が元気があるね(笑)
地元釧路よ!頼む!これ以上衰退した故郷の姿は絶対に見たくないんだ!!
頼むから私が生まれた頃の3~40年前のような活気が戻ってきて欲しい!!
私が釧路のためにできることがあれば喜んで力になります!!
話が大きく脱線し過ぎたが(笑)、温泉の後は音更町中心部のパン屋さんで昼食を購入。

車の中でパンを食べながら漫画にできそうな部分をメモ帳に書いていく。
しかし、この辺で朝から少しずつ疼いていた手の親指が本格的に痛くなり始めてきたのだ…(汗)
ここから先は次回のブログで!
◆◆温泉カウンター◆◆(2017年5月31日スタート)
●今回の走行距離
計測中 km
65(重複 24) 銭湯 10(重複 4)
57(重複 23) 銭湯 10(重複 4)
色んな視点から書いていたら長くなってしまったので、今回の旅の模様はやっぱり3回で書くことにします(笑)
ひとまず取材も個展もしばらくは無いので、明日からは完全に漫画執筆を中心とした毎日を送っていこうと思います。正月期間を挟んでしまったため、前回のひょうひょう!更新から1ヵ月が過ぎてしまいましたがもう少しお時間をください。ここからは完成まで完全に漫画モードで毎日を送ります!
ではおやすみなさい。
取材も終わったので当分は漫画中心に頑張ります!
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