漫画取材前に釧網本線南弟子屈駅(廃止)を取材 2020.07.26
2020年 07月 26日
曇り。
※最後に「南弟子屈駅の思い出の品を」と思ったが、キーホルダーくらいしか見つかりませんでした。ただ、今後このキーホルダーも貴重な資料となってしまう可能性があるため、手に入れられるうちに商品のリンクを貼っておきます↓
この後に取材をしたオホーツク方面の旅については漫画(ひょうひょう!)を現在作画中です。完成と配信までもうしばらくお待ちください。
●取材した駅
6駅【釧網本線 3駅(廃駅1)】【石北本線 1駅】【根室本線 1駅】【ふるさと銀河線(廃線)1駅】
●コメントを書いた駅ノート
1駅
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今日のブログはここまで。
それではまた、次回の更新で☆彡
【2021年1月20日 動画追加】
相変わらず天気が悪い。6月以降で太陽を見たのは片手で数えられるほどしか無かったかもしれない。
今日のブログは連休最終日ということもあったので、久し振りの「駅ネタ」で一本書いていきます。
いつもであれば漫画取材に絡むことはネタバレにも繋がる可能性があるので取材をした内容の「ひょうひょう!」が配信された後にブログを書くのが通例なのだが、今回の旅先は事前にオホーツク方面であることをSNSで読者の方に伝えている上に、こちらの駅は漫画とは無関係なため先行して書くこととした。
「南弟子屈駅」はスタジオのある釧路からオホーツク方面へ北上する途中に位置する駅だ。
2020年の3月に廃止されることを事前に知っていたため、本来であれば廃止になる直前の駅舎を撮影したり駅ノートに記入したりをしようと計画していた。
だが、廃止直前に大雨や気温上昇による冠水などが起こってしまい、廃止日(3月14日)を待たずして営業を終了する結果となってしまった…
3月は道東地方で記録的な大雪が降るなど天候には恵まれなかったため、2月までのうちに撮影しておけばと少々悔やんでいた。
在りし日の南弟子屈駅はインターアーバン6304さんの駅現地調査動画で詳しく閲覧することができる。
(釧網本線B63南弟子屈駅②駅舎ホーム編 → https://youtu.be/ULhOKDAfnAg)
簡単な経緯はここまでとし、私がこの駅を訪ねたのはひょうひょう!の旅取材をする途中の7月上旬で、現地は28度近くまで気温も上がった今年の中ではかなり暑い部類の日だった。(この後取材をしたオホーツクは30℃以上)
廃止となった駅がどのようになっているのか少しドキドキしながら辿り着くと…
そこにあったはずのヨ駅は綺麗に撤去されていた。
この色の違う砂利が敷き詰められている部分こそ、ヨ駅のあった位置だと思われる。
駅舎側から駅前通りを見渡すと、今でも数件の大き目な住宅や会社が立ち並んでいる。
再び駅の方へ眼を向ける。
駅名標があったと思われる部分は綺麗に外されていた。
錆びた金属のフレームが、駅の役目を終えたことを少々物悲しく伝えてくれていた。
写真の通り線路に近付くことを規制されていたためこの位置が限界であったが、大方の物は撤去されてしまったのだろう。ただし釧網本線自体が廃止になった訳ではないため、時間を合わせれば列車の通過を見物することはできそうだ。(私が取材した時間帯に残念ながら列車の通過は無かった。)
一つの役割を終えた駅を見た後に何とも言えない気持ちに襲われながらオホーツク方面へ車を走らせたのだが、帰宅後に改めて南弟子屈駅のことを調べてみると、ヨ駅の駅舎は郷土資料として活用するらしい。駅名標なども恐らく郷土資料館的な場所で大切に保存されるのであろう。
釧網本線のパンフレットを見ると、ピーク時の昭和50年度と比べ利用者は5分の1にまで減少しているらしい。釧網本線に接する自治体は「市」が釧路市と網走市しか無く、その他には釧路市のベッドタウン的な位置付けの釧路町が2万人近くの人口を抱えるだけで、残りの自治体は数千人から1万人ほどの人口だ。
「釧路湿原ノロッコ号」や「SL冬の湿原号」。更には有名な観光スポットも多いため観光路線として活躍もをしている一方、現状はかなり厳しいようだ…
私が高校時代によく使った思い出の路線でもあるし、利用者が減ったとはいえ地域住民の貴重な足でもあるので廃線にならないことを心から願っている。(道東地方であれば中標津町のように廃線となった後も町が発展し続ける特異な例はあるが、基本的に鉄道が無くなった後は町が衰退するパターンが多い。例え赤字路線であったとしても自治体そのものの衰退を防ぐためにも、釧網本線だけでは無く北海道の路線がこれ以上廃止されないことを願うばかりである。)
相変わらず天気が悪い。6月以降で太陽を見たのは片手で数えられるほどしか無かったかもしれない。
今日のブログは連休最終日ということもあったので、久し振りの「駅ネタ」で一本書いていきます。
「南弟子屈駅」はスタジオのある釧路からオホーツク方面へ北上する途中に位置する駅だ。
2020年の3月に廃止されることを事前に知っていたため、本来であれば廃止になる直前の駅舎を撮影したり駅ノートに記入したりをしようと計画していた。
だが、廃止直前に大雨や気温上昇による冠水などが起こってしまい、廃止日(3月14日)を待たずして営業を終了する結果となってしまった…
3月は道東地方で記録的な大雪が降るなど天候には恵まれなかったため、2月までのうちに撮影しておけばと少々悔やんでいた。
在りし日の南弟子屈駅はインターアーバン6304さんの駅現地調査動画で詳しく閲覧することができる。
(釧網本線B63南弟子屈駅②駅舎ホーム編 → https://youtu.be/ULhOKDAfnAg)
簡単な経緯はここまでとし、私がこの駅を訪ねたのはひょうひょう!の旅取材をする途中の7月上旬で、現地は28度近くまで気温も上がった今年の中ではかなり暑い部類の日だった。(この後取材をしたオホーツクは30℃以上)
廃止となった駅がどのようになっているのか少しドキドキしながら辿り着くと…
再び駅の方へ眼を向ける。
錆びた金属のフレームが、駅の役目を終えたことを少々物悲しく伝えてくれていた。
一つの役割を終えた駅を見た後に何とも言えない気持ちに襲われながらオホーツク方面へ車を走らせたのだが、帰宅後に改めて南弟子屈駅のことを調べてみると、ヨ駅の駅舎は郷土資料として活用するらしい。駅名標なども恐らく郷土資料館的な場所で大切に保存されるのであろう。
釧網本線のパンフレットを見ると、ピーク時の昭和50年度と比べ利用者は5分の1にまで減少しているらしい。釧網本線に接する自治体は「市」が釧路市と網走市しか無く、その他には釧路市のベッドタウン的な位置付けの釧路町が2万人近くの人口を抱えるだけで、残りの自治体は数千人から1万人ほどの人口だ。
「釧路湿原ノロッコ号」や「SL冬の湿原号」。更には有名な観光スポットも多いため観光路線として活躍もをしている一方、現状はかなり厳しいようだ…
私が高校時代によく使った思い出の路線でもあるし、利用者が減ったとはいえ地域住民の貴重な足でもあるので廃線にならないことを心から願っている。(道東地方であれば中標津町のように廃線となった後も町が発展し続ける特異な例はあるが、基本的に鉄道が無くなった後は町が衰退するパターンが多い。例え赤字路線であったとしても自治体そのものの衰退を防ぐためにも、釧網本線だけでは無く北海道の路線がこれ以上廃止されないことを願うばかりである。)
※この現地調査時に撮影した動画を2021年1月よりYouTubeでも動画配信しましたので併せてご覧ください。
※最後に「南弟子屈駅の思い出の品を」と思ったが、キーホルダーくらいしか見つかりませんでした。ただ、今後このキーホルダーも貴重な資料となってしまう可能性があるため、手に入れられるうちに商品のリンクを貼っておきます↓
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この後に取材をしたオホーツク方面の旅については漫画(ひょうひょう!)を現在作画中です。完成と配信までもうしばらくお待ちください。
◆◆駅カウンター◆◆(2019年11月9日から)
●取材した駅
6駅【釧網本線 3駅(廃駅1)】【石北本線 1駅】【根室本線 1駅】【ふるさと銀河線(廃線)1駅】
●コメントを書いた駅ノート
1駅
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今日のブログはここまで。
それではまた、次回の更新で☆彡
by naokiblog
| 2020-07-26 20:59
| 温泉・銭湯・鉄道・取材・旅(釧路)
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